ネコ好きだけどネコを飼っていないあなたへ

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黒猫のこだわり

ウチの黒猫は、猫用器に入った水を飲みません。

「お水は蛇口から直飲みしたい派なもんで!」
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そう主張して、洗面台のふちに座り、
人間(わたし)が水を出してくれるのをひたすら待つ。

誰だよ、こんな面倒なことを教えたやつは。
犯人は分かっています。
以前、住んでいたアパートの、二軒隣の住人です。

本宅と別宅を行き来する猫軍団

以前住んでいた、ペット可のアパートでは、ウチと二軒隣の部屋を行ったり来たり。
あれ?3匹ともいない???ということも、よくありました。

二軒隣の部屋の住人が、一人暮らしの30代前半くらいのお兄さんであること。
いつも猫幅に空けてある、お兄さんちのベランダの窓から、ウチの猫たちが自由に出入りしていることは、わかっていたけれど。

はたして・・・

・ウチの猫たちのためだけに、窓を猫幅に開けているのか?
・ペット可アパートなので、お兄さん自身もネコを飼っており、そのために窓を開けているのか?
・そこに勝手にウチの猫たちが出入りしているのか?

歓迎されているのか、迷惑されているのか判断できず、怖くて聞くこともできぬまま、月日は流れ。

いよいよ今週末引っ越し!となったときに、お兄さんの留守宅にメモ紙を貼り付けた。

「いつも猫達がお世話になっております。今週引っ越します。今までありがとうございました。御礼を申し上げたいので、お帰りになりましたら声を掛けてください。」

「メモを読みました~」と、訪ねて来てくれたお兄さんと話してみて、わかったこと。

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・猫は飼っていない。
・今までの人生で飼ったこともない。
・猫は好きだが、仕事で帰りが遅く、出張で家を空けることも多いので、飼うことはできない。
・しょっちゅう(ウチの)猫が遊びに来てくれて嬉しかった。3匹揃っていることもよくあった。
・飼い主(わたし)の許可なく、勝手に部屋に引き入れていることに、後ろめたさを感じていた。
・後ろめたさを感じつつも、ペットショップでカツオ節を買い、食べさせていた。猫ハウスも買ってみた!

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3匹のうち、2匹はソックリなキジトラ兄弟なので、見分けがつきにくい。

「キジトラ二匹、見分けつきますか?」と聞いたら、
ちょっとムッとした感じで「もちろんですよ!」と。

飼い主の私ですら知らない見分け方を教えてもらった。

御礼のビールを渡したら、「あ、ぼくも渡したいものがあります!」と
ウチの猫達用に買ったという、かつお節と猫ハウスとオモチャをいただいた。

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・・・愛されていたんだなあ、ウチの猫たち。

やるな、あいつら。
勝手に外にファンを作り、見事に家に上がりこんで、生活のクオリティをアップさせている。素晴らしい行動力。

そんな猫たちに比べて、わたしは・・・

勇気を出せなかったことを猛烈に後悔。
思い返せば、お兄さんは顏をあわせたときに、いつも何か言いたそうにしていた。
思いきって話をしてみればよかった。
もしかしたらクレーム?と、怯えていた私は、挨拶をしたら逃げるようにその場を立ち去っていた。

もっと早くに話をしていたら、猫を通じてお兄さんと友達になれただろうに。

ペットを飼う面倒も楽しさも引き受けたらいいのに

そんなに好きなら、飼えばいいじゃないですか。
ペット可物件なんだし。

そうお兄さんに言ったら、

「飼えませんよ~、一人暮らしだし、帰りも遅いし、家を空けることもあるし、いつ引っ越すかもわからないし。」

それ、ぜんぶわたし当てはまってますけど。

飼ったことのない人は、きっとこんな感じなんだろうなあ。

私は動物好きの両親のもとに生まれ、子供のころから、家に動物がいた。
犬も猫もウサギもニワトリもインコも。

猫は犬よりも断然ラクです。

ゴハンとトイレさえ用意しておけば、あとは適当に自力で生きてくれます。
2日くらい家を空けても問題なし。
ゴハンを多めに与えておけば、何回かに分けて食べます。
犬みたいに、あればあるだけ一気に全部食べちゃう!
なんてことはしません。

「責任持てないから飼えない」というマジメな人こそ、飼える環境を整えて、飼ってくれたらいいのに。
ペットショップじゃなくて、保健所の殺処分待ちの猫たちを。

「ペット可アパート」ではなく、
「アパート全体で保健所から譲り受けた犬猫を飼い、住人みんなが飼い主で、持ち回りで面倒を見る」というアパートを経営するのが夢です。

いま、雨上りの夕方に、黒猫がはりきって出かけて行きました。

「期待して待ってていいからね!」と言いたげな、得意そうな、
無駄に凛々しい顔でこちらを見ていたのが気になります。

なぜだかわかりませんが、雨上りは獲物を捕まえやすいようで。
なにを持ち帰ってくるのか、不安でいっぱいです。

部屋で爪とぎされるリスクも、
獲物をお持ち帰りされるリスクも、
ペットロスに陥るのでは?というリスクも、
ぜんぶ引き受けてみたらいいのに。

たぶん、子どもを授かるのと同じで、
引き受けた先に待っているのは、不安やリスクなんて吹っ飛ぶくらいに、楽しい毎日です。


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