iPhoneを海外で使うためにモバイルWi-Fiルーターをレンタルしたほうがいい?

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サンフランシスコ旅行中に思い知らされたのは、いかに「常にネットにつながる環境」に慣れきっているかということ。

サンフランシスコでWi-Fi貧乏に陥った

アメリカなんて、だいたいどこでもフリーWi-Fi完備なんでしょ?と、
auの海外利用契約もせず、海外用モバイルルーターもレンタルせずに旅立ったため
Wi-Fiが入らない場所ではえらく不便な思いをした。

ステイ先の家主に「○時頃に帰ります」というメッセージを送るためだけに
不慣れなサンフランシスコの街中をフリーWi-Fiのあるスタバを探して1時間ほどウロウロしたり。

森の中をトレイル中に家主とはぐれたときには、
気のいいアメリカ人女性のスマホでFacebookにログインさせてもらい
必死で連絡を取った。
(ヘルプミーの会話は、英語が話せる友人が担当。私はFacebookにログインしてメッセージを送っただけ。)

Wi-Fi貧乏な旅行中、私に最大の危機が訪れた

英語が話せる友人が帰国したあと、ひとりサンフランシスコ街中を散策していたある日。

帰りのフェリーの時間を間違えたため、予定していたシャトルバスに乗ることができない!!
やべえ!まじやべえ!!な事態が発覚。

こんなとき、Wi-Fiさえあれば何の問題も無い。

「フェリーの時間を間違えたので、最終のシャトルバスに乗って帰れません。フェリー降り場まで迎えにきてください。ヘルプミー」

と、家主にメッセージを送ればいいだけだ。
誰に何を聞かずとも、これで事足りる。
シャラ~っと涼しい顔をしてフェリーに乗っていられる。

がしかし。

iPhoneはあるが、肝心のWi-Fiが無い。
フェリーターミナルのくせにフリーWi-Fiが無い。
街中のスタバまで戻ると、次のフェリーに乗れない。

「今夜は20時からJAZZを聞きに行くので、それまでに帰っておいで」と言われているのに。
ますます帰宅時間が遅くなる。

「ちょっと、YOUのiPhoneでtetheringさせてちょうだいな!」

と、見ず知らずの人にお願いする厚かましさと、決して断らせない愛想の良さ(押しの強さ)は持ち合わせているが、あいにく語学スキルの持ち合わせがない。

いや、正確に言うと、私の厚かましさは「完璧な言葉遣い」がなければ成立しない。
「ヘルプミー」と「テザリングプリーズ」だけでお願いする厚顔さを持ち合わせていないのだ。

Wi-Fiがないからつたない英語で話しかけるしかない

まあ、なんとかなるだろう、とフェリーに乗り込み、日本人を探す。

いない、、、日本人がいない。
日本人に見えるのは、みな韓国人と中国人。

そんな中、ようやく見つけた日本人女性。
腕にはロレックス、頭にサングラスを乗せた、懐かしいバブリーな雰囲気は、日本人の50代女性に違いない。

わたし「エクスキューズミー、日本の方ですか?」

バブリー日本人女性「Pardon me? ホニャララ、ホニャララ、ホニャララ~、Japaneseなんたらかんたら、ソーリー!」

(想像訳)「え?わたし?ごめんなさいね~日本人だけれど(日本人に見えるけど?)日本語話せないのよ~」

気の毒そうな顔で私を見つめるバブリー女性。
余程、がっくりした顔をしていたのだろう。わたしが。

ああ、どうしよう。
とりあえず、フェリーを降りたら路線バスを探そう。

が、ここは無駄に土地のあるアメリカ。
路線バス乗り場が離れすぎていて、見つからない。
看板を見て「BUS STOP E」に行けばいいというのは分かったけれど、そのEが見つからない。

そこに通りかかった、ロバートデニーロ似のアメリカ人男性。
ああ、似てる。
デニーロのモノマネをする日本人に似てる。

不慣れな英語で彼に問いかける。「BUS STOP Eはどこにあんの?」

偽デニーロ(想定訳)「僕はバスには乗らないから分からないな~」

ちっ。偽デニーロ使えねえ。
笑顔でサンキューと言いつつ、日本語で悪態をついていたら、偽デニーロが走って追いかけてきた。

偽デニーロ(想定訳)「たぶん、道を渡った向こう側にあるよ!」

サンキュー!偽デニーロ!使えないとか言ってゴメン。

が、歩けど歩けど、バス停は見つからない。
日が長いとはいえ、すでに20時をまわり、あたりも薄暗くなってきた。
とにかく連絡を取らなくては。きっと心配されているに違いない。

40歳すぎて、こんなに心細い思いをするとは。ビックリだよ。
すべてはWi-Fiがつながらないせい。
すべてはWi-Fiがつながらないおかげ。

Wi-Fiを求めて、近くにある商業施設まで歩く。
1週間前、ここにみんなでビールを飲みに来た。
ビールを飲んだお店にWi-Fiがあるかもしれない。
焦る私に一筋の光が。
「鮨幸」の文字。
おお、Japanese寿司屋!従業員は日本人に違いない。

「鮨幸」には、私の期待通り、日本人の従業員がいて、彼女にフリーWi-Fiの繋がる場所を教えてもらい、無事に家主に連絡。
迎えに来てもらい、事なきを得た。

この一連の出来事で思ったこと

・少なくとも「Arrive」と「Depart」の意味くらいは理解しておこう

・せいじ(千原兄)を心から尊敬する、せいじの強靱な精神力に憧れる

・モバイルWi-Fiルーターがないと不便だ

・でも、モバイルWi-Fiルーターを手にしたら、一言も英語を喋らぬまま、旅を終えるだろう

・ドラクエの主人公にモバイルWi-Fiルーターを持たせたら、ゲームは成立しない

・英会話のできない外国人にモバイルWi-Fiルーターを持たせたら、無味乾燥な旅になる

・次回は、助けてもらったときの御礼として渡せるよう「プチプレゼント」を日本から持参しよう

・いままでも外国人観光客には親切にしてきたけれど(池袋メトロポリタンからサンシャインまで誘導してあげたり)これからはもっと親切にしよう

結論

どんなに不便でも、海外旅行にモバイルWi-Fiルーターを持って行ってはダメです。

助けてくれたサンフランシスコのみなさん。心からありがとう。人の親切に触れて心の襞が増えました。

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