地域コミュニティ運営の1年間を振り返る

ゆるり会

茅ヶ崎に越してきたのが2014年6月。
茅ヶ崎で「地域コミュニティ」を立ち上げたのが、8ケ月後の2015年2月。

コミュニティ運営1年の振り返りと、わたしがこれからやりたいことについて。

コミュニティ運営1年間の主な出来事とわたしの心の変遷

2015年2月

・知人を集めて4名くらいでコミュニティをスタート。
活動場所はFacebook秘密のグループと茅ヶ崎市内(の主に飲み屋)。

(参考記事:楽しいご近所付き合いコミュニティ【茅ヶ崎ゆるり会】とは?

2015年4月

・ブログを通じて人が集まり始める。この頃で10名弱。

・みんなが集まるイベント「お花見」を開催する。(雨で室内でしたけど)

ゆるり会

お料理得意男子が作った茶巾寿司(焼き印入り)

・Facebookグループを通じてやり取りはしているものの、<リアルで会うのは初めて>な人たちのコミュニケーションを取り仕切るのは、なかなかの労力だと気付く。

・そもそもコミュニケーションが不得手な人が集まってくるのだから、仕切り役は自分しかいない。

・気遣いに次ぐ気遣いで、どれだけ飲んでもまったく酔わない。キャバクラ時代を思い出す。

・それでも、みんなが楽しそうにしてくれるのが嬉しくて、コミュニティを作って良かったと心から思い、メンバーが増えるであろう手応えを感じ始める。

2015年7月

・さらにブログを通じて人が集まり始める。この頃、30名を超える。

・マンツーマンの面接がしんどくなってきたので(マンツーだと毎晩のように飲み屋で飲まなきゃならない)<3人同時面接>の荒技を繰り出し始めたのもこの頃。

・このあたりから「飲み屋で騒ぐ人」が現れ、店側にお詫びするのはもちろんのこと、メンバーからも「あの人ちょっとどうなんですか?」と言われ始める。
さて、どう対処したものかと悩む。

・飲んで騒ぐ人も、昼間に会うと至って普通の気遣いのできる良い人。

・入会前の面接で当人の「込み入った事情」を聞いているわたしは、騒ぐ人の「寂しい理由」も知っている。

・だからこそ「こういう人にこそ入って来てほしい」と仲間に迎えたのだが。

・さて、退会させるべきか否か。このときは答えを出せず。

2015年10月

・メンバーは40名を超え、50名に届きそうな勢い。

・単なる「飲み仲間」だけを集うコミュニティに(わたしが)飽きてくる。

・なぜなら会社勤めをせず「ノンストレス」なわたしにとって、ストレス発散の飲み会は必要ないから。

・次第に飲み会から足が遠のき始める。

ブログマーケティングスクールの松原潤一氏に、コミュニティの有料化を勧められる。

・そろそろ有料化しないと、人数的にも継続が難しいだろうな~と、うっすら気付きつつ、気付かぬフリを続けていたので、痛いところを突かれて、イタタタタ・・・と(心の中で)呻く。

・有料化に踏み切る勇気が持てず、自分の心理的ハードルの調整を含めて準備期間が必要だと思い、一旦、新メンバー募集の申し込みを閉じる。

・申し込みを閉じているのに「閉じているの知ってるんですけど、入れて~」と、お問い合わせ欄からメッセージを送って来るツワモノが現れる。
慌てると同時に、強いニーズがあることを知る。

・有料化にしても大丈夫かも?と、少し自信を持ち、有料化の準備をし始める。

2015年11月

・有料化に踏み切る。

・無料メンバーは無料のまま継続とする。

・もしかしたら無料メンバーの中から「それなら私も有料会員になるよ!」という人が現れるのでは?と淡い期待を抱くも、そんな人は現れず。
(まあ、そうだろうな)

2015年12月

・無料有料あわせてメンバー数50名を超える。

・有料化にしてからのほうが、1か月あたりの新規申込者数が増えていることに気付く。

・無料メンバーと有料メンバーの性質やニーズの違いに気付き始める。

・違いはいくつもあるが、たとえば、無料メンバーはFacebookグループ内でのコメントのやり取りが盛んなのに対し、有料メンバーは非リアルの場にあまり興味がない。

有料メンバー
投稿数が多すぎて読むのが追いつかないんです~
さとちゃん
(追いつこうという気も無さそうだな・・・)

2016年1月

・無料メンバーと有料メンバーが混在していることに違和感を感じ始める。

・メンバー構成比率は、無料6:有料4。

・無料or有料の会員属性に関係なく、各自がやりたいことを「コミュニティ内のイベント」として立ち上げてもらう場なので、どちらにかにだけ負荷がかかるということは無い。

・メンバーによるイベント立てに関しては「コミュニティのコンテンツ作り」であると同時に「自分のやりたいことを実現してもらう場」でもある。

・<良質なメンバーが揃う場を提供している>と言えるレベル(人数的にも)に到達し、場の提供に対して対価(月会費)をもらっているのだという意識が強くなる。

・あるとき、こんなことを言う男(1月に入会したばかりのメンバーI氏)が出現。

I氏
命を削ってブログを書いて、人を集めて、コミュニティを円滑にまわしているのだから、もっと会費を取るべき。5,000~10,000円でもいいと思う!
さとちゃん
なに言ってんだコイツ?
命など削っておらぬ!

・そう思い、取り合わなかったのだが、4,000人規模の巨大地域コミュニティにおいて、わたしのブログが炎上したことをきっかけに、<良質な人を集めること><集めた上で管理すること>の労力と能力に気付く。

・ブログを書くにも、Facebookグループの投稿にコメントを付けるにも、それなりのコミュニケーション力が求められる。

2016年2月

・茅ヶ崎コミュニティ内の<フリーランスが集まる情報交換>の場で「茅ヶ崎コミュニティを完全有料化にすべきかどうか」について相談を持ち掛ける。

・コミュニティメンバーでもあるみんなに、コミュニティ運営の、しかもおカネに関する話をするのは微妙だとわかっていたが、わたしがすべてを晒して相談を持ち掛けなければ、この情報交換の場が盛り上がらないと感じており、おもいきって相談。

・情報交換の場には、無料メンバーと有料メンバーの両方がいたが、みんな自分の立場とは関係なく、意見を出してくれた。だが「これ、難しい問題だわ~」と結論は出ず。

・みんなが必死に考えてくれたことに大いに胸を熱くし、感動して泣きそうになったので、その場を茶化す一言をI氏に向かって放つ。

さとちゃん
I氏は(用心棒的)副管理人なんだから、あなたがみんなに「全員有料化にするよ!」って宣言してよw
・その場にいた全員「ありえねえ~!」と、爆笑。

・ただし、当のI氏が笑っていなかったことに・・・気付かなかった(いま思えば)。

・この日の夜、滅多にFacebookグループに投稿しないI氏が、世界を震撼させる投稿を書き込む。

I氏
みんな、さとちゃんになにかしら影響を受けてコミュニティに入ったんですよね?
それならば会費を払ってください!
すぐに行動を起こしてください!
(※実際は、もっと長々と、ケンカ売ってんのか?的な内容が続くのだけれど、覚えていないので省略)

・I氏の投稿を見て大いに慌てるも<これは削除してはならぬ>と瞬時に判断。

理由1)面白いから(こんな爆弾投下は1年やってきて初)
理由2)みんなの反応を見てみたいから(どうせスルーだろうと思ったけど)
理由3)あわよくば、これで会費を払うと申し出る人がいるかもしれない
(※昨年11月に続く2回目の淡い期待)

・明日起きたら「有料会員になります!」と言って来る人たちの対応をしなきゃな~、ちょっと忙しくなっちゃうな~とニヤニヤしつつ、眠りにつく。

・が、しかし。翌日起きたら大炎上!!ボーボー!!
ちなみにこの時点では、有料会員移行の申し出はゼロ。

さとちゃん
I氏め、手間だけ増やしやがって・・・

★炎上話の顛末は10,000文字ほどを要すので、続きはまたこんど別記事で。

~さてさて、そんなてんやわんやのときに~

・神戸在住の女性から申し込みが入る。

さとちゃん
へ?神戸から?なんで?

・わたしに会いに、わざわざ神戸から茅ヶ崎に来ると言うので慌てて制止し、スカイプで対話。彼女のニーズを理解する。(詳しくはあとで)

・神戸在住のブロガー仲間に声を掛け、神戸ゆるり会を立ち上げる。

2016年3月

・4月から無料会員枠を廃止することを決める。

・無料メンバーに「4月から有料メンバー」or「退会」の選択をしてもらう。

・退会するメンバーからも、大変丁寧なメッセージをいただき、一緒にコミュニティを育ててくれたことに対する感謝の気持ちでいっぱい。思わず涙ぐむ。(やや盛り気味)

2016年4月

・完全有料化

・無料メンバー27名中、有料メンバーに切り替えた人はたったの6名。21名が退会。

さとちゃん
あらあらっ!

・3月まで50名いたメンバーが30名となったものの、毎週1~2人ペースで入会申し込みが入る。

さとちゃん
えへへ♡

・完全有料化にあたり、5名の方にサポートメンバーとなってもらい、イベント立ち上げ含むコミュニティの盛り上げのお手伝いをしてもらう体制を作る。

黒猫
いろいろあったんだニャア
さとちゃん
うん!おかげでノウハウが溜まったよ!
黒猫
どこまでも前向きニャ・・・

コミュニティで実現したいことは3つあります

さて、振り返りが長くなりましたが、改めてコミュニティで実現したいことについて。

その1:寂しい思いをしている人に手を差し伸べる

わたしがいちばんやりたいのは「寂しい誰かを救う」ということ。

動機は同僚が自殺をしたから。
これ以上、強い動機は無い。
だからここは揺るがない。

(参考:地域コミュニティや地域での友達作りの大切さに気付いたいくつかの出来事

その2:コラボレーションが生まれる場にする

わたしのブログを、わたしのコミュニケーション能力を、あんたやるじゃない!と、見込んでくれて「さとちゃんを利用したい」と思ってくれた人に大いに利用されたい。

A さん
さとちゃんのコミュニティならシャレの分かる面白い人が集まりそう!
B さん
同じ志向を持つ「なにかやりたい系」の人と出会ってコラボできそう!
C さん
自分の仕事やイベントのお手伝いをしてくれる仲間を探したい!

わたしもみんなの力を利用し、わたし自身も利用される間柄。
これこそが健全な関係性。

ゆるり会から生まれるコラボレーションで、この街に面白いことをたくさん仕掛けたい。

その3:日本全国に「長屋的地域コミュニティ」の輪を広げる

神戸在住の女性に言われたこと

Sさん
関西でゆるり会のようなコミュニティを探したけれど、同じようなものが見つからなかったんです。
Sさん
関西にも、ゆるり会みたいなコミュニティがあるか知っていますか?
さとちゃん
・・・知りません
Sさん
いろんなコミュニティのイベントに行ってみたりもしたけれど、営業色の強い「異業種交流会」みたいなのが多くて馴染めなくて・・・
「ゆるり会」を茅ヶ崎だけじゃなくて、日本全国に広めてください!
さとちゃん
・・・わ、わかってます

全国に広げる意味

一緒に神戸ゆるり会を運営する、ブロガー仲間の世良さんに、ずいぶん前に教えてもらったこと。

世良さん
さとちゃんのコミュニティ、ええと思うで。
めっちゃニーズあると思うで。
世良さん
アメリカでは教会が地域のコミュニティーの拠点になったりしてるみたい。
世良さん
〇〇って宗教、全国に支部があるけど、転勤で知りあいがいなくても、その場所に近い支部の人が「辛いことがあったらこっちにも仲間がいるから」とか言ってくれるみたいやで。
そう言われると入った最初の動機は宗教でも、全国どこにでも仲間がいて安心できるよね。
さとちゃん
へえええ~

あらゆる土地のあらゆる人たちに

同僚は仙台で亡くなった。
その頃、わたしは福岡にいた。
また別の同僚は金沢にいた。

みんなそれぞれ、まったく縁のない土地で孤軍奮闘していた。
支えてくれる存在が欲しかった。
不慣れな土地で、支えてくれる存在を、仲間を作れたのは、わたしだけだった。

わたしだけ福岡でハッピーだったことへの罪悪感が、いまもある。

わたしが、わたしの仲間だけが、茅ヶ崎の仲間だけが、神戸の仲間だけが、救われるんじゃあ意味がない。

地域だけじゃなく、属性も限定したくない。

家と職場を往復するだけの独身男女。
育児と仕事の両立に奔走する、子育て世代のママさん、パパさん。
親の介護に1日のほとんどを費やす、わたしと同世代の人たち。

あらゆる属性の<寂しさを感じている人たち>に、ホッと安心できるコミュニティを提供したい。

そのために、わたし自身の経験を、ノウハウを、地域コミュニティに興味を持つ人たちに伝えていきたい。

ゆるり会の今後の展開

各地に地域コミュニティ「ゆるり会」を作る

「茅ヶ崎」「神戸」に続く、ゆるり会を作りたい。

わたしが遠隔で作るのではなく、コミュニティ運営に興味のある方にノウハウを伝えたい。

現在、セミナー開催の準備中ですが、地域コミュニティ運営にご興味のある方はこちらからご連絡ください。

地域と地域をつなぐ

つい最近、「茅ヶ崎ゆるり会」と「神戸ゆるり会」をつなぎました。

両方のコミュニティグループ(Facebook)を行き来できるようにしたのですが、さて、どうなることやら。

神戸はまだ少人数グループだけれど、みんなおそろしく個性的。
名前こそ「神戸ゆるり会」ですが、広く、大阪・神戸・京都をメンバーエリアとしているからなのか、関西色が濃い目。

ほぼ初対面ばかりのメンバーが集まった飲み会の話題が「セックスレス」とか、ちょっと飛ばしすぎです。

(参考記事)
アラフィフとアラフォーとアラサーとアラツー男女でセックスレスについて熱く語ってみた~神戸ゆるり会~

友達作りたい社会人は「神戸ゆるり会」の仲間がいれば、あなたの悩みは20%軽くなる

40代と20代で大阪USJハリーポッターアトラクションではしゃいできた~神戸ゆるり会~

神戸に美味しいチーズケーキランキング1位の店パティスリーモンプリュがあるのを知ってるかい?~神戸ゆるり会~

神戸ゆるり会管理人の世良さん
え?そうなん?
茅ヶ崎はそんなにお上品なん?
さとちゃん
いえ、茅ヶ崎は普通です。
あんたらがおかしいわ!
神経疑うわ!

同じ日本国内なのに、異文化交流。

「茅ヶ崎ゆるり会」と「神戸ゆるり会」が繋がって、どんな展開を見せるのか、ますます楽しみに。

ずっと変わらない、同じ場所に留まるコミュニティには、いつしか閉塞感が生まれ、人が集まらなくなり、消えてなくなる。
これは福岡でコミュニティを作ったときから、感じていること。

流れを止めてはならない。

まとめ

排他的なコミュニティが苦手です。

茅ヶ崎に来たばかりのときも「サーファーばっかりで集いやがって!」と、舌打ちしていました。だって羨ましかったんだも~ん。

だがしかし。
コミュニティを始めたいま、わたしこそ気を付けなければならない。

方向性を見失うと「波乗りしないヤツらの排他的コミュニティ」が出来上がってしまう。

いつも心に留めておこう。

自分がコミュニティを始めた動機を。
なんのために、だれのために、コミュニティを運営しているのかを。

そんな思いを、コミュニティを支えてくれているメンバーのみなさんと共有して、多くの人にとって<心の拠りどころ>となるコミュニティを作り上げたい。

友達ができて刺激をもらえる地域コミュニティ「ゆるり会」について

黒猫
美しくまとめたニャア
さとちゃん
美しくないリアルな話はセミナーでね♡

地域コミュニティに関するこちらの記事もどうぞ

地域コミュニティ「茅ヶ崎ゆるり会」ってこんなところ

茅ヶ崎ゆるり会ってどんなところ?どんなメンバーが集まっているの?主な活動内容は?わたしも仲間になれる?
楽しいご近所付き合いコミュニティ【茅ヶ崎ゆるり会】とは?

地域コミュニティを作ろうと思ったきっかけ

コミュニティを自分で作るなんて大変じゃない?さとちゃんはなんでコミュニティを作ろうと思ったの?
地域コミュニティや地域での友達作りの大切さに気付いたいくつかの出来事

ご近所に友達がいるという日常

近所に友達ができるってどんな感じ?街でバッタリ出会ったりするのかな。面倒じゃないのかな。
茅ヶ崎に引っ越してきて1年半のさとちゃんの幸せな週末

さとちゃんの野望<シェアハウス編>

今後、茅ヶ崎ゆるり会をどんなふうにしていくの?みんなが気軽に集まれる場所はできるのかな?
茅ヶ崎市内でシェアハウス経営をしたい

さとちゃんの野望<地域コミュニティ拡大編>

茅ヶ崎と神戸だけじゃイヤなんです。もっともっとあちこちに地域コミュニティを広げたいのです。
地域コミュニティ運営の1年間を振り返る

地域コミュニティの作り方

自分の住んでいるエリアでコミュニティを作ってみたい!まずはなにをすればいいのかな?
住んでいる地域で【友達作りのコミュニティ】を作る方法

茅ヶ崎ゆるり会申込み

茅ヶ崎ゆるり会に申し込むにはどうすればいいの?
茅ヶ崎ゆるり会申込みはこちら

神戸ゆるり会申込み

関西エリアの人はコチラ。「神戸」と言いつつ「大阪・神戸・京都」を中心にメンバー募集中!
神戸ゆるり会申込みはこちら

黒猫
ゆるり会で待ってるニャ~

更新情報はこちらから

「フォロー」「シェア」「転載(出典先を明記)」してもらえると小躍りして書き続けます(^^)/

Facebookページはこちら