自己肯定感が低い人
たまたまつけたEテレで、なんとかクリスティー?クリスティーナなんとか?(ググるのも面倒)という女性タレントが出ていた。
途中から観たので全容はわからないが、彼女は自己肯定感が低く、どうしたら自己肯定感を高められるのか?という話だったと思う。
彼女と向かい合って座るご夫婦が、ご主人のほうが身体が不自由な様子だったけれど、妻が自分を認めて褒めてくれるので、肯定感を高めてくれると話していた。
夫の言葉。
ああ、、、わかるわ~。
自己肯定感を育ててもらいました
去年の暮れまで付き合っていた元彼が最後に言っていた。
「答えを出すのに時間がかかって申し訳なかった」
「いますぐには離婚できない」という答えを出すのに、ずいぶんと時間がかかってしまったと詫びているようだった。
私はそんなふうには考えていなかったので、あまりの俗っぽい言葉に白けた。
「あなたの30代を台無しにした」とでも言いたいのか?と腹が立った。
———————————
付き合い始めたのが35歳のとき。
7年間のあいだ、それはもう、良いところをたくさん褒めてもらった。
肯定に次ぐ肯定。
「あなたは気付いていないけれど、それは普通の人には無い感覚なんだよ。あなただけが持ち得るものなんだよ」
私が誰かを批判したときは、大抵、そんなふうに諭された。
私の持つ洞察力の鋭さ、感受性の豊かさが特別なものなのだと、いい加減、気付きなさいと、しょっちゅう言われた。
「ウソだね~、私は普通だよ、アイツが鈍いんだよ!」
そう言って譲らずに他者批判を繰り広げる私に、叱ることなく、呆れることなく言い続けてくれた。
あなたが特別なのだよ、と。
そうして、自分でも自分の特性に気付き始め、いま現在、炎上を恐れずにブログを発信し、コミュニティを運営する私がいる。
自己肯定感を与える人になりたい
母も私を褒めて育ててくれたので、自己肯定感は決して低いほうではなかったのだが。
それでも、いまこうして、自分の好きなことを仕事にして生きていこうと思えるのは、彼が7年間かけて育ててくれた肯定感のおかげだ。
「面白い文章を書くからブログを始めなさい」なんてことは、付き合い始めの頃から言われていたっけ。
もうちょっと早くに出会えていても良かったけれど、それでも35歳で彼に出会えて良かった。
私が彼にしてもらったように、私も誰かに肯定感をたっぷり与えたい。
背中を押したい。
私にできるだろうか。
そんなことを日々考え中。

さとちゃん

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