お誕生日おめでとう。わたし。

距離を置くべき相手の見分け方(お仕事編)

コロナのせいなのか、風の時代のせいなのか。
ここ最近、困った人が増えてきている気がする。
コロナのせいか。まあ、そうだよね。

私の場合、去年の11月くらいから出現率が一気に上昇し、倒しても倒しても、次々に現れる「困った人対応」に日々追われていました。
そりゃ頭をからっぽにしたくもなる。

一緒に組む相手の選び方は難しいと、身をもって感じているところ。

でも、この数ヶ月の苦労を無駄にしたくない。
きちんと彼らの特性を捉えて整理し、みなさんが同じ轍を踏まぬように共有したい。

「さとちゃん、人の好き嫌いが激しいから・・・」という声がどこからともなく聞こえて来そうだけれど、まあ、確かにそうなんだけど、ひとつだけ言わせてほしい。

私が日々、やり取りしている人の総数を甘く見ないでほしい。

朝から晩まで、数分置きに、LINEだのSlackだのがピコピコ言ってる。

自分の社会人人生史上、最高に多くの人とやり取りしている。

私の観察力でもって多くの人とやり取りするとはどういうことか。
完璧に特性をつかめるということです。

さあ、いってみよう。

ご注意
私と似たような仕事をしている人は、あまりのリアルな描写にフラッシュバックを起こし、具合が悪くなるかもしれません。体調が万全のときにお読みください。

距離を置くべき5つのタイプ

その1 謎にマウントを取ろうとする人

お互いあっちこっちで仕事をしていれば、自分ボールなのか相手ボールなのかわからなくなるときもある。そんなの茶飯事。

こういうときに、仕事を依頼している立場だから偉いと勘違いしているのか、自分に不手際がないか確認もせず、決めつけた言い方をしてくる人がいる。

私が以前、とある制作会社のディレクターに言われて、ブチギレた例。

佐藤さんも忙しいと思うんですけど、クライアントへの返信はすぐ返してもらわないと困ります

あれ、見落としていたかな?と、一瞬謝りそうになったけれど、すぐに履歴を遡る。

・・・おめーだよ。

私が答えられる範疇じゃないから、代わりに返信してもらえますか?って前に言ってんじゃん。あなたもそれに了承してるじゃん。返信してないのはおめーだよ。

ばーかばーかばーか

次は逆の立場の事例。

私が制作会社側のディレクターで、外注デザイナーさんにデザインを依頼。
作業が滞っていたので確認メッセージをする

○○の件、いつ頃までにデザイン上がりそうでしょうか?

佐藤さんのページ構成FIX待ちですよね?

え?そうだったっけ?(常に自信ない)
一瞬、謝りそうになったけれど、すぐに履歴を遡る。

・・・おめーだよ。

あんた自分で言ってるよ。
「○日までにデザイン出します」って堂々と宣言してるよ。

自分の発言チェックして、記憶を遡ってからモノ言ってこいよ。
反射的に反応してんじゃねーよ。

なんで非のない私が履歴遡らないといけないんだよ。
こっちも忙しーんだよ。時間返せ。

相手の過去発言をコピーし、きっちり嫌味を添える。

「前に○日までに出してくれるって言ってたの、すっかり忘れて質問してました!すみません!!」

で、大事なのはこのあと。

お互い様なんです。

私もウッカリ忘れることなんて死ぬほどあるし、ありすぎるほどある。

私は自分のウッカリ度合いを自覚しているので、そう簡単に人のせいになんてしないですけど、まあ、しちゃう人もいますよね。

それだけ余裕がないってことで、お仕事忙しいってことでなによりです。
全然OKです。

が、しかし。

驚くことに、自分側に非があると気付いてもなお、謝らない人がいる。この世には。

なんだなんだ。なんなんだ。非を認めたら死ぬの?
車の接触事故じゃないんだから、さっさと非を認めてくれ。
そうじゃないと、話が前に進まない。

問題点:話が一向に前に進まない

さようなら〜

その2 完全にミスっているのに非を認めない人

私が個人で受けた仕事の話。
お客様の助成金申請をとある新人の行政書士さんに依頼。
通らないかな?と思っていたけれど、無事に採択。そこまでは良かった。

問題は事前に説明を受けていた内容と実際の申請内容が一部違ったこと。
とーっても重要な箇所が説明と異なっていたこと。
え?これって助成金受けるの無理なんじゃ・・・?

いえ、最初からそのように申し上げております。

嘘つけ

関係者全員が「そんなの聞いてない!」と言っているのに、堂々と言い張れるのすごいな。鉄の心臓。

どうしようもない新人を紹介した私に非があるので、全力でなんとかするしかない。

なんで非を認めてくれないかな。
認めてくれたら、オッケー了解!どんまい!でもやばい!
どこが違ってたんだっけ?となり、どうやったらリカバリーできるか、一緒に作戦を練られるのに。

でも、間違いを認めてくれないから話が先に進まない。
言った言わないの話をしたところで、事は前に進まない。
仕方がないから、全く関係のない別の行政書士さんに相談しましたけど。

問題点:しくじったあとの次の一手が打てない

やれやれ。

さようなら〜

その3 後出しジャンケンしてくる人

たとえばこちらが提示した金額に対して、一度はOKを出したのに、あとから「この金額じゃ割りに合わない」と言ってくる人がいる。

そういう人は、だいたい最初に概算見積を聞くと「提示金額でやりますよ」と言ったりします。

この嘘つきめ

「最初に聞いていたよりも作業ボリュームが増えた」
「対応範囲が増えた」
「それを見越して業務内容を提示してこないほうが悪い」

いや、言ってるし。私が把握している範囲では言ってる。後出しジャンケンされないよう、予防線は常に張っている。

だーかーらー

もう1回言いますけどね。

私が現在やり取りしている人数は、自分の社会人人生史上、過去最高なのです。

あなたと同じ職種や立場の人が、私が常日頃やり取りする中に、あと3人はいると思ってください。

他の3人の人たちは、その道のプロフェッショナルとして、しっかりと提示してきます。

ご提示の業務内容なら○万円でやれますよ!
でも、AとBの可能性も出てきたらプラスで○万円でいかがでしょうか?
多分、今回の案件だと、Aあたりは追加になる気がします。

さーすーがー!さすがすぎて惚れる!

たとえ提示金額が高くてもそれでいいです。だってあなたはプロだから。

問題点:費用について改めて詰める必要あり

さようなら〜

その4 メンタルが鶏肉

私に言ってきたところで、なんら解決しない不満をウダウダ且つダラダラ。

知らねーよ。
そこ、私に決裁権ないって言ってるじゃん。

話聞いてる?
どうしてほしいの?
伝言ゲームで伝えてほしいの?それとも説得してほしいの?
自分で言えないの?
私のこと、自分のママだと思ってる?違うよ?

問題点:あいだに入って調整する必要あり

さようなら〜

その5 メンタルがヘラヘラ

これも私が個人で受ける予定だった仕事の話。

それまではご機嫌だったのに、ある日突然、キレだす。

もっとしっかり打ち合わせしてもらわないと、決断できません!

いやいや待ってよ。

あなたとの打ち合わせ、こちとらまだノーギャラなのに、すでに何時間かけてると思ってんのよ。正気か?正気で言っているのか?

毎回、打ち合わせのたびに、話があっち飛びこっち飛びするのを、なるべく費用が抑えられるように優先順位付けして、構成をまとめて、プロジェクトメンバーに根回しして説明して。

そういう「目に見えない時間」にどれだけの時間を割いているか、見えない?
ヒーラーのくせに見えない?なんでだよ。

(ひっそり補足)どうやら記憶が飛んでいるらしい・・・
問題点?:ご自身のメンタル調整ができていないそっち系の人はとっても危険

さようなら〜

最後にもうひとつ 他人に甘すぎる人

ここまで読み進めてどう思いますか?
私が厳しすぎると思いますか?それとも共感の嵐ですか?

どちらのご意見もあるかと存じます。わかっていて書いています。
私の考えに同意してくれる人とだけ「一緒に仕事がしたい」からです。

最近、仲良くしていた仕事仲間とお別れすることに決めました。
サイコパスの私だけれど、彼に助けてもらった数々の出来事は忘れていません。
ありがとう。
でも、もう我慢の限界だし、私があなたを許容することで仲間に迷惑をかける。

別れると決めたら、やることはひとつ。振り返りだけ。
どこで彼を見抜けたか。見抜くべきだったか。

ああ、わかった。
彼は人を許容しすぎる人だ。

「よくそんなナメたことされて許すね〜」

直接言った気もするし、内心そう思ったことは何度も何度もある。

人を許容する基準は、相手にも求める許容基準とイコールだ。
だって自分は許しているんだもん。人にも許されたい。
許容基準に落差があると難しい。そういうこと。

まとめ

1〜5には共通項があります。

なーんだ?
  • マウントしてくる人の問題点:一向に話が先に進まない
  • ミスを認めない人の問題点:次の一手が打てない
  • 後出しジャンケンする人の問題点:費用について改めて詰める必要あり
  • 鶏肉さんの問題点:あいだに入って調整する必要あり
  • メンヘラさんの問題点:死ぬほど時間取られた挙句にキレられる

彼らの共通項は「無駄に時間を取られる相手」ということ。
「人の時間を奪っている自覚のない時間泥棒」だということ。

自覚がないので改善されることはまずないでしょう。

ホントにホントにわずか0.1秒くらいですが、説教しようかな?という考えが、瞬間、頭をよぎります。

冷静になり、自分に問いかけます。

「相手に対してそこまでの愛情があるか?」

ということで、私の場合はすぐにさようならです。即、距離を置きます。
こうやって、日々、たくさんの屍が積み上がっていきます。

早めの決断をオススメします

私はサイコパス気質なので、即お別れすることには1ミリの迷いも抵抗もありません。
むしろ気分爽快(サイコパスゆえ)。

でも、そうじゃない人も多いでしょう。人に嫌われたくない系の人はとくに。

でもね。よく考えてください。
あなた一人が対峙するのならいいけれど、そうじゃないことのほうが多いですよね。

経営者であれば、あなたの会社のスタッフが、このあと無駄に苦労することになります。
無駄に時間を奪われます。

自分たちの生産性を落としまくるような人と仕事をするべきかどうか。
そんな仕事をしている余裕あるんでしたっけ?
なるべく早めにご判断ください。

この記事が多くの人の参考になりますように。
私の苦労が報われますように(祈)