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SNSとの距離感

先月、一泊二日のテニス合宿に行ってきました(伊豆)
テニスを通じて仲良くなった友人たちと
もうしばらくテニスしなくていいわーってくらいに
飽きるほどテニスして

帰りになんか美味しいもの食べて帰りたいねって言って
食べログ検索して寄ったお店が
当たり中の大当たりで

参加メンバー全員酒飲みで美味しいもの好きだったので
運転手にだけお茶飲ませて
旨い料理の数々に感激しながら
昼間から和やかに日本酒を飲んで

そんなふうにのんびりしていたら
帰りにまんまと渋滞にはまり

でも、帰りの車中でも面白いことが起こって
ワチャワチャ喋っていたら茅ヶ崎に着いていた

という一泊二日の出来事を
これまでだったら、せっせとインスタやFBにアップしていた
少なくとも6投稿はできる
上のエピソードだけで

なのに、今回、まったくそんな気にならなかった

アップしていないどころか、写真を一枚も撮っていない
写真を撮っていないどころか、わたしがスマホを触った時間は
トータル20分くらいだったと思う(二日間で)

寝る直前にお客様からの撮影日リスケ連絡に気づき
(午後イチで届いてた)
あ、やばいと思って返信&カメラマンに連絡したくらい

SNSにアップしなかった理由は、いろいろあるのだけれど
そのうちのわりと大きめな理由は

「自分の本当のプライベートを人に晒すのがなんかいや」

これだと思う

これまで散々晒してきたくせに
過剰なほどに晒してきたくせに
ケチになった
ものすごく

自分にとっての尊い時間や尊い瞬間を
スマホで撮影して、文字入れして、SNSにアップする

その行為がなんかいやだ
尊い時間を安売りしている気がして

これまで散々晒してきたくせに(リピート)

テニス合宿以外にも
尊い時間は僅かながらあって
でも写真に撮ることも、SNSに晒すこともなく
その時間のその場面は、そこにいた人の脳内にしかない

わたしはたまにそれをそっと取り出し
ああ、良い時間だったなーって
想い出してニヤニヤする

でもわたしは「自分の見つけたオススメ」を人に伝えるのが好きなので
これからもSNSは更新するのだろう
自分のオススメを伝えるために

弟がわたしのSNSをチェックしているみたいなので
生きてますよーの生存報告も兼ねて、たまにプライベートも晒すだろう
でも、それは晒してもいいと思える程度のプライベートだ

こんな仕事してますよーとか
こんな人たちと働いてますよーとか
健康のために筋トレ始めたんだよーとか
猫も元気だよーとか

SNS投稿用のプライベート
なんだそれ

「着飾る恋には理由があって」

という、先日、最終回を迎えたドラマがあって
なんとなく気になり、わざわざparaviとやらに加入して
一話から見始めたら、
同じようなことを他の人も感じてるんだなーと思えるストーリーだった

みなさんはどうですか?

この感覚ってどこからやってきたんでしょうね
単にSNSに飽きただけですかね
まだ解明できていないので
解明できている人、教えてください

わたしがこんな気分になり始めた遥か遥か昔から
そういえば、あの人もあの人も、いい感じに距離を保っているなーといま気付きた

投稿頻度と投稿内容がいい塩梅
絶対にSNSに書けない秘密を抱えているくせに(名前晒したい)

今度聞いてみよう

さとちゃん: 1973年早生まれ。2023年8月から老老認認介護をサポートするため実家暮らし。推しはSixTONESジェシー。使命はライトワーカーとしての任務を果たすこと。