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しんどかったときに友達に救われたはなし

福岡で仕事をしていた頃のはなし

その日は休みだというのに、朝っぱらからクレームでクライアントに呼び出され、仕方がないのでスーツに着替え、天神(福岡の中心部)からバスに飛び乗り、佐賀にある現場まで駆け付けた。
Y電機様に派遣していたスタッフの勤務態度がよろしくない、というクレーム。

現場で謝り倒し、携帯で敵(通信キャリアのご担当者様)と攻防戦を繰り広げ、精根尽き果て、福岡に戻る帰りのバス車中にて。
「ティロリロリ~ン♪」とメールの着信音が鳴った。

「さとちゃ~ん、いまミスドでお茶してるんだけど来ない? Mさんが面白すぎて死にそうだから助けて~」

「行く行く、すぐ行くから待ってて!」

駆け付けたお店にいたのは、くだらない話で笑い転げている友人2人。

「あれ?さとちゃん、なんで休みの日にスーツ?もしかして仕事だったの?おつかれ~!」

至ってのんき。
のんき過ぎて、自分の仕事の話をする気にはなれず、くだらない話につられて私も爆笑。
朝からの疲労と心労がすべて吹っ飛ぶくらい、笑わせてもらった。涙を流して。

この日のことを鮮明に憶えているのは、なぜだろう

こういうことって、家族と暮らしている人にはフツーのことなのだろうか。
疲れて帰ってきて、子供の寝顔に癒された・・・とか?
疲れて帰ってきたのに、妻のくだらない話につき合わされ「俺はゲームがしたいのに!!」っていう話も聞いたことあるけれど。

男も女も、老いも若きも、生きていればしんどい場面は多々あり。

それを癒してくれる恋人や友達が、どれだけいるかが大事なんだな。
人生において。

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さとちゃん: 1973年早生まれ。2023年8月から老老認認介護をサポートするため実家暮らし。推しはSixTONESジェシー。使命はライトワーカーとしての任務を果たすこと。