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「私がこの世に生きた証です」と言えるかな

感謝の気持ちを述べて最期を迎えた人

乳児院の子供たちに向けて「抱っこボランティア活動」をしている女性がいる。
友人のFacebookでその方が亡くなったことを知った。

面識があるわけでもなく、彼女の活動を追いかけていたわけでもないけれど、
まだお若かっただろうに(たぶん同じ歳くらい?)と思い、ちょっと驚いてサイトを覗いてみた。

ぐるーん最初のサポーター 有尾美香子の最期の言葉

胸に迫るものがあるのは、
病気になったことをひとつも嘆いていない凛とした姿勢と、周りへの感謝の言葉があまりにも立派だからだろうか。

「私はいつも気持ちに正直に、自分の道を歩いて参りましたので、これまでの人生に後悔はありません。そばには常に、子ども達がいて、家族がいて、大切な友人達がいて、私を支えてくれました。」

「尊い2つの命をこの世に送り出せたこと。
愛を求める小さな命を抱きしめてくださる方々が集う”ぐるーん”をうみだせたこと。
この2つは私がこの世に生を受けた証です。」

満足気に笑いながら死にたい

私もこれまでの人生に後悔はないけれど、「この世に生を受けた証です」と言えるものは、なにも持っていない。
だからいま、会社を辞めて、自分の生き方を変えようとしているのだな、、、と思った。

「我が人生に悔いなし」「これが生を受けた証」

そう言って、勝ち誇って高笑いしながら死んでいきたい。

悔いのないように生きねば。
タイタニックのローズ婆さんのように。

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さとちゃん: 1973年早生まれ。2023年8月から老老認認介護をサポートするため実家暮らし。推しはSixTONESジェシー。使命はライトワーカーとしての任務を果たすこと。