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自分をそれなりに厳しい環境下に置かないと絶対に衰える。何が?アタマが。

おばちゃんの終わらないトーク

スポーツクラブのロッカールームにて。

60代後半くらいのおばちゃんが、オチのない話を大声で延々と続けている。

「孫にせっかくハンバーグを作ってあげてもねー、石井さんちのハンバーグがいいってねー、言うのよねーオホホホホ」

この持ちネタを5分以内に5回は繰り返している。

毎分ってことか。

愛想笑いを浮かべる人の良さそうな40代女性と、いい加減ウンザリしている気の強そうな50代女性が、オチ無しエンドレストークの観客だ。

見た目の老いより怖いもの

恐ろしい。客観性を失う怖さよ。

なぜ、自分の話を相手がどう受け止めているかわからないのか?
相手がウンザリしているのがわからないのか?

年齢?
いや、違う。生き方の問題だ。
批判にさらされない、競争にもさらされない、ぬるい生き方をした結果だ。
ウチの母がそうだから。
ずーっと働いているけれど、働きに出てりゃいいってもんでもないみたい。
大事なのは、さらされる経験。自分を正しく評価してくれる環境。

怖い。
目尻のシワより、ほうれい線より、たるんだ身体より、細く薄くなる髪の毛より、
なにより最も怖いのは、衰えゆく自分の感性。

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さとちゃん: 1973年早生まれ。2023年8月から老老認認介護をサポートするため実家暮らし。推しはSixTONESジェシー。使命はライトワーカーとしての任務を果たすこと。