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年末に実家に帰っても、母親と話すことがありません

母親と話すことが何もない

タイトルどおり。

おせち&母親が知り合いからタダ同然でもらっている高級ブランド化粧品をせしめてきたいが、話すことがないので長時間滞在は苦痛。

父が元気だった最後の正月(脳梗塞発覚の直前)は、確か滞在時間3時間。
おせち食べて、お昼寝して、化粧品とおせちをお土産に貰ってそそくさと退散。

去年は父親のことで話し合わなくてはならないことが山ほどあり、泊まり込みで話し合い。
父の今後について。ある意味、盛り上がった。

老いたのではなく、劣化した母親

そして今年。
介護問題も父の借金問題も家のローン問題も片付いたいま、話すべきことは何もなく。

母親が、たまに帰ってきた娘に嬉しそうに話しかけてくる話題は、
近所のネコのこととか、近所のスーパーが改装したとか、最近買ったネコの本のこととか。

甘い。
甘いよ、かあさん。

そんなつまらない話を熱心に聞いてくれるのは、心優しい弟一家だけだよ。

あなたはね。
小学校から帰ってきて、あなたと話したくてたまらない私に、いつもこう言っていたのだよ。

「学校であった出来事を順に話すのではなく、起承転結をつけて、オチをつけて、聞いている人が楽しめるように話しなさい」

そうやって鍛え上げた娘が、母親のネコ話に付き合うと思うかね?

子供の頃、同級生の子供じみた(子供だからね)お喋りがつまらなくて、母親は話し相手として最もエキサイティングなひとだった。

学歴は無いけれど、知的好奇心が強く、一日中、ラジオを聴きながら仕事をしていた母親は、何でも知っていて、面白いひとだった。
「さとちゃんのお母さんって面白いよねー」と友達に言われて誇らしかった。

そんな彼女の変貌ぶりに愕然とする。老いでは無い。劣化。

大事なのは内向と社交のバランス

プライドが高く傷つきやすい母は、嫌なことや苦手なことから常に逃げてきたのだと思う。
ちょっと上手くいかなくなった仕事とか。友人関係とか。
今も変わらず読書家だけれど、アウトプットの経験値が低いので、私が身を乗り出して聞きたくなるような、面白い話はできない。

反面教師。

父に似れば楽天家だったはずなのに、私は母親に似て、傷つきやすい。
会社を辞めたら、自分で活動しないと引きこもりになりそう。
おうち大好き!!

気を付けよう。。。

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さとちゃん: 1973年早生まれ。2023年8月から老老認認介護をサポートするため実家暮らし。推しはSixTONESジェシー。使命はライトワーカーとしての任務を果たすこと。