「老人的超越」とは
ずいぶん前のクローズアップ現代で取り上げられていた。
問題)今、日本中に百歳を超える「百寿者」は何人いるでしょうか?
答え)およそ5万9千人。この数字を聞いて驚きました。ちなみに、50年前はわずか150人しかいなかった百寿者は毎年増え続けて1998年には1万人を突破し、今では6万人に迫る勢いになっています。4人に1人が65歳以上の超高齢社会を迎えた日本では、百寿者は右肩上がりで増えているのです。
その百寿者を1000人規模で聞き取り調査した結果、意外な事実が浮かび上がってきました。身体機能の低下にも関わらず、80代を過ぎると今の暮らしを肯定的にとらえる感情や人生への満足感が高まっていくことがわかったのです。中でも、研究者が注目しているのは、百寿者の多くが「多幸感」(ありとあらゆることに幸せを感じる)を抱いているということでした。こうした独特の心理状態は“老年的超越”と呼ばれているそうです。
70代くらいまでは、思うようにならない身体の衰えに落ち込んだりするんだけれど、80~90代になると、一気に「多幸感」を感じるらしい。
70歳まで生かされるなら、さらにその先の超越レベルを見てみたい
「家族と一緒にご飯が美味しく食べられて幸せ」
「今日はお天気が良くて幸せ」
「この歳まで長生きさせてもらえて幸せ」
そんな些細なことに、幸せを感じる80~90代の老人。
この年代が多く持つという「アディポネクチン」というホルモン物質が作用しているのでは?と言われているそうな。
日本人は80歳になってようやく、ブータン人に追いつけるのだろうか。
おもしろい。
そんなに長生きしたくないなー、、、と、常々思っていたけれど、
超越した世界というのは興味深い。
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