ゲイのみなさんから偽装を頼まれる
一時期、ご縁があってゲイの皆さんとよくお会いしていた。仲良くしていた。
ゲイの皆さんが集うホームパーティで、ホストのお手伝いとしてエプロン付けて働く私を彼らは褒め称えた。
「さとちゃん、可愛い!エプロン姿が親受けしそうだわ~!」
「正月、ウチの実家に来て挨拶してくれない?偽装だけど!」
そんな出動要請をたくさんいただいた。お断りしたが。
私も偏見を持っていました
親にカミングアウトしている人など、皆無。
皆一様に、正月帰省時の「まだ結婚しないの?」「誰かいい人いないの?」攻撃に辟易していた。
親としてはそうだろう。
見た目も良くて、話も面白くて、それなりの企業に勤めている我が息子。
なんで恋人がいないのか???結婚できないのか???
・・・お父さん、お母さん、そろそろ気付いてください。
身近な存在になるまでは、たぶん、私も偏見を持っていた。
ゲイって気持ちわる~い。
そんなふうに思っていたし、口にもしていた。
おせっかいな小姑ゲイカップル
仲良しのゲイカップルがいる。
年齢は私のひとつ上とひとつ下。
片方のゲイの彼とは一緒に旅行までした仲だ。
会うと私の近況を知りたがる彼ら。主に男関係に興味津々。
「さとちゃん、いま男いるの?」
「あ、やっぱりいるの?そうだよね!肌が艶々してるもんね!」
この小姑ゲイカップルがなんだかいい。
2人して身を乗り出して、私のプライベートを根掘り葉掘り聞きたがる。
面白がりつつも、親身になってくれている感じが、長年連れ添ったおせっかいやきの夫婦のようで微笑ましい。
旅行したほうのゲイの彼がまだ独り身だったときに、いい出会いがないかな~ってボヤいていたのを知っているから。
ずっとふたり一緒に、仲良しでいられたらいいね、と思う。
彼らを邪魔する者が現れませんように。
パートナーになる動機
自分の生活を安定させるためでもなければ、親を安心させるためでも、子供を授かるためでもない。
ただただ、好きになった人と一緒にいたいから。彼らはパートナーとなる。
さて。そんな理由だけでパートナー関係を築く異性同士のカップルは、どれほどいるのだろうか。
不倫カップルとゲイのカップルは、似ていると思う。
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