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    Categories: 働き方

職住近接でストレスなく働くたったひとつの方法とは

社長とわたし

コロナですね。

一億総リモート時代に突入。

聞こえてくるのはこんな声。

自宅での仕事がはかどりすぎて怖い
通勤別にいやじゃなかったけど、時間の無駄だったことがわかった
これで会社が地元にあったらいいのになー
おっせーわ

わたしは通勤が嫌すぎて(勤めていた会社も嫌すぎて)フリーランスとなり、「茅ヶ崎からほとんど出ない、出かけたとしても藤沢どまり(※茅ヶ崎のお隣)」というSTAY地元な働き方をしています。かれこれ4年くらい。

混雑した電車に乗って東京行くとか、人生負け組な気がするから二度とやらないと決めている。
まあ、もうやれなさそうだけど。

ストレスフル時代のわたくし(とある品川の会社)

以降、フリーランスとなり、たくさんの失敗と経験を積み重ね、いま思うことは2つ。

・地元企業と関わりながら職住近接を実現したいなら、だれと組むか、どんな会社と組むかが大事(言うまでもなく)

・似た属性でつるんでいても、自分を必要としている会社からお声がかかることはありません

以上。

話終わっちゃった。
まだ400文字。
さすがに短いな。
グーゴー様に嫌われそうだ。

「どうやって地元の会社と知り合ったの?」

「具体的にどんな仕事をしているの?」

と、よく聞かれるので、詳しく書きますね。

STAYHOMEからのリモートワークで

「これで地元に会社があったら最高じゃん!」

と(今頃)気づいた人に向けて書きまーす。

なにをやりたいかより なにでお役に立てるか

自分が得意と思っていること、稼げると思っているスキル、そんなのだいたいズレてます。ハズしてます。
単なる思い込みです。

的外れなことを延々とひとりで妄想している時間がもったいないので
自分が「素材」としてどうご活用いただけるかは、経営者やリーダーに委ねるのがいちばん。

優秀な経営者やリーダーにね。

フリーランスになってから、わたしという素材を上手く使ってくれた人たちをご紹介。(時系列で)

まるながベーグルの中さん(湘南パン祭り主催者)

きっかけ:
メッセンジャーで連絡きた(たぶん2016年の春)

初対面で言われたこと:
「秋に初開催する湘南パン祭りを手伝ってほしい」

当時言われたこと:
・SNSによるイベント集客お手伝い要員として声がかかったのかと思いきや、「集客はいりません、集客なんてしなくても人は集まるから」とバッサリ

心の声
どこからくるんだその自信・・・

・ホームページ制作はお願いしたい

・今回、協力者全員ボランティアなんだけどいいかしら〜?

心の声
なんて厚かましい

・ホームページ制作だけじゃなくて、運営も全面的に手伝ってほしい

心の声
破壊的な図々しさ!この人すげえ(1周まわって尊敬)

振り返ると:
・わたしのブログをサラっと読んだだけで「こいつ運営できそう」と気づいたのがすごい

そうです。
わたしは過去に派遣会社の営業をしていたので

「人を集める→ポジションを決める→仕事を教える→高いモチベーションで機嫌良く動いてもらう→全体指揮をとる」

これらのことは朝飯前。

さらに前職のUQコミュニケーションズでは、街頭イベント(駅ナカイベント)担当だったので

「イベント企画→関係者とのやり取り→当日のイベント仕切り→お客様対応→拡声器使って指示出しやアナウンス」

こちらも朝飯前。

こういう仕事の経験値を一切ブログに書いてなかったのに、どの記事を読んで任せられると思ったのだろう。いまだ謎。

動物的勘か?

出店パン屋さんを集めた説明会

深々とお辞儀をする中さん(ピンボケでごめん)

藤沢市辻堂の工務店「タウンズホーム」の横山社長

きっかけ:
人の紹介で「ホームページリニューアルやります!」と自ら売り込み(たぶん2016年の秋)

初対面では:
「あんただれ?」的なまあまあ塩対応の中、必死でアピール、すごい汗かいた

当時言われたこと:
「さとちゃんブログ読んだよ、面白いね」

振り返ると:
ホームページリニューアルは2ヶ月後の12月に無事完了。

このままお別れするのかな?と思いきや

「年末恒例のお施主様をお招きするクリスマスイベントがあるんだけど」

「企画とか準備とか司会とかやれる?」

気づいたらせっせとクイズを作り、ご案内状を送り、参加人数を集計し、プレゼントのディズニーチケットやハーゲンダッツの券を買いに行き、当日は司会までやってました。ウケる。

以前、研修講師をしていたので、人前で喋るのは得意。

元々は苦手だったけど、このときに死ぬ思いで克服したので、もはや緊張もしない。

イベントで100人以上の人たちに指示を出すのも得意。

段取りはもちろん天才的。
目配りと気配りもパーフェクト。

会場に自分を8人くらい配置させ(分身の術)ビュンビュン動いて仕切りまくる。

こんなスキルがあるってブログに書いていないのに、どうして任せられると思ったのだろう。いまだ謎。

タウンズホーム様には3年ほどお世話になりました。
横山社長、タウンズホームのみなさま、本当にありがとうございました。

茅ヶ崎のウェブ制作会社リベルの佐藤社長

きっかけ:
ブログのお問い合わせフォームから「ライティングを依頼したい」とメッセージをいただく(社員の方から※2018年秋くらい)

初対面で言われたこと(社員さんから):
自社のホームページをリニューアルするにあたり、面白い文章を書ける人を探しています。お願いできませんか?

社内に面白い人がひとりもいないのにホームページだけ尖らせても仕方なくね?(※注:2018年当時)

(心の声が漏れてしまい、みんなに言った記憶あり)

最高に旨い唐揚げ弁当とわたし@移転前の高田オフィスにて(2018年12月頃)

出会った頃の佐藤社長の様子:

人間不信なS社長心の声
この謎に自信満々なババアは一体何者なんだ?得体がしれない・・・
心の声
不信感満載な顔してるけど、このあとわたしの力を思い知ることになるんだろうなー

当時伝えたこと:
「駆け出しの制作会社でわたしがやれることが山盛りありますけど、わたしをガッツリ使いませんか?広報も営業もディレクションも人集めもできます、週3でどうでしょう」

数ヶ月経った頃、↑こんな感じで社長に売り込みをかけたところ

「週3じゃなくて週5でお願いします。僕は今年は不動産事業の立ち上げにガッツリ関わらなきゃならないので」

そう言われて現在に至る。

採用に死ぬほど慎重な社長が、見ず知らずのわたしをよくフルフルで採用したなー(お目が高い)

2019年1月オフィス下見の様子①

2019年1月オフィス下見の様子②

自宅から近距離の新オフィスにニヤニヤしてるわたし

フルフルになってかれこれ1年と数ヶ月。

人をコマとしか思っていない冷徹社長
こいつ(わたし)の能力を最大限活用できるポジションはどこだ?

常に考えているのがわかる。この1年だいぶ命を削って貢献してきたのに。まだ使い倒す気か。

すごいね
ほんと、尊敬する。嫌味ではなく本当に。

人を褒めるのも、その気にさせるのも上手い。
トラブったときやミスったときも、基本、相手を責めない。責めずに自分の非を詫びる。

冷徹な人たらし

センスの良い経営者のもとで、日々、勉強させてもらってます。

さて、人を使うのが上手い経営者やリーダーの話をしたので、次は下手な経営者の話。

仕事で絡まないほうがいい経営者の特徴(緩衝材的に自分の写真入れてきます)

特徴1:言っていることがメレンゲ並みにフワフワ

・なんでその事業を始めたいのか?を聞いても答えが出てこない

・こちらの知識が足りないからかな?だから理解できないのかな?

・なんて甘いこと思ってると大後悔

・延々フワフワに付き合う羽目に

・やばい、こっちまでメレンゲ化しそう

・別に「世の中を良くしたい!」とか高尚な理由じゃなくていいんだけど

・「これめっちゃ儲かるんだよ!」でもいいんだけど

・「今めっちゃニーズあるんだよ!」でもいいんだけど

・何も出てこない、フワッフワ

【ポイント】「さもできる風」に騙されるな

特徴2:ビックリするくらい実務ができない

・社会人何年目だよ?新卒か?ってくらい実務ができない

・アイディアを業務として成り立たせることがとにかくできない

・資料作りとプレゼンと自分を良く見せるためのSNS発信だけは長けてる

・そういうのってもう簡単に見破られちゃうけどね

・大企業の会社経営者ならいいかもしれないけど、少人数の地元企業経営者に実務能力がないのは致命的

【ポイント】「さもできる風」に騙されるな(二度目)

特徴3:関わった人への敬意がない

・関わってくれる人を単なるコストだと思っているのだろうか?

・俺様のプロジェクトに関われるラッキーな人たちとでも思ってるのか?

・プロジェクトを始めるときだけ、敬意のようなものを見せる

・でも大事なのはプロジェクトがポシャったとき

・「関わってくれたのにごめんなさい」がない

・「せっかく人を紹介してくれたのにごめんなさい」がない

・「このプロジェクトに時間を注ぎ込んでくれたのにごめんなさい」がない

・関わってくれた人へのお詫びや敬意を払うこと<遥かに大事な己のプライド&世間体

【ポイント】これは私もやってそう

私の場合はプライドよりも報告するのを面倒がってだけど
本気の本気で気をつけよう
まじで信用無くすから

まあまあ聞かれます

Aさんから仕事のお誘い受けてるんだけど、どんな人?
一緒に仕事したことある?

みたいなことを聞かれます。
Facebookで繋がってるのがわかるから聞かれるのでしょうね。

私の答えは下の3つのどれか

「やめといたほうがいいよ」
「仕事したことないからわからない」
「一緒に仕事すると勉強になる人だよ」

茅ヶ崎の制作会社「リベル」に、最近、友人を引き込みました。エンジニアとして。
佐藤社長の元で働けば、「独立志向はあるけどエンジニア脳で営業的発想が苦手」な彼女にとって、大いにメリットがあると思ったから。

さて、明日はいよいよこのブログのオチを書こう。

また明日!
さとちゃん: 1973年早生まれ。2023年8月から老老認認介護をサポートするため実家暮らし。推しはSixTONESジェシー。使命はライトワーカーとしての任務を果たすこと。