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僕らが旅に出る理由:サンフランシスコで自分が引きこもりだと気付いた

旅のあいだ、ずっと口ずさんでいた。小沢健二の「僕らが旅に出る理由」。

旅に出てわかったこと

10泊12日の旅。サンフランシスコ近郊の街。
知り合いの日本人女性が、アメリカ人パートナーと犬と暮らす家にホームステイ。

彼らの英語はさっぱり分からないが、英語が分からなくても空気は読める。
10泊もステイするなんて、受け入れるほうも大変だろうが、ステイするほうも気を遣う。
寛げないことも、寝付けないことも、英語が話せず意思の疎通ができないことも、すべてがストレス。
予定を変更して早目に帰ろうか、本気で迷ったほど。

なぜ、これほどまでにストレスを感じる?
夜中に眠れず悶々と思い巡らせば、自分の弱さがクッキリ見える。浮かび上がる。

日本に40年以上住んで、言葉の不自由も無く、自分の心地良いように暮らしを整え、人付き合いをし。
嫌いなものや苦手なものは、一切排除できるだけの力がある。大人だから。
でもそれは「日本にひきこもり」とも言えるのかもしれない。

苦手意識を克服して、新しいものを取り入れないと自分に変化が起こらない。
変化が無いのはつまらない。

私にとって旅は娯楽ではなく修業だ

♪僕らの住むこの世界には、旅にでる理由があり♪

美しい街並みも自然あふれる景色にも、感動はするけれど、その感動は持続しない。
「心の琴線に触れる」域には達しない。
たぶんこの先、ウユニ塩湖に行っても、マチュピチュに行っても同じだろう。

そんな私の「旅に出る理由」は、
①日本には無い価値観を味わうこと
②不自由さと居心地の悪さを取り入れて、あえて心をざわつかせ、適応力(自然治癒力)を高めること

さて、次はどこに行こう。旅は修業だ。

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おまけ:旅の写真

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さとちゃん: 1973年早生まれ。2023年8月から老老認認介護をサポートするため実家暮らし。推しはSixTONESジェシー。使命はライトワーカーとしての任務を果たすこと。