寒い国に移住したい、1日も早く

アンチエイジング化粧品を使うより岸恵子から学ぼう

先日もブログに書きましたが、女優 岸恵子 御年82歳の醸し出す魅力がヤバかった。

結婚したいアラフォーは美魔女のブログを読んでいないで岸恵子を目指そう

結婚したいアラサーアラフォー女子にも、なんだか最近旦那が冷たいわ~という奥さんにも、お伝えしたい「心のアンチエイジング」の必要性について。

感性のエイジングケアを怠ったウチの母

魅力を失くした66歳の母

ウチの母は、元々は感性の鋭い、見た目も美しい人でしたが、現在は、残念な66歳に成り下がってしまいました。

本が好きで、阿刀田高、星進一、向田邦子をこよなく愛していましたが、最近は、綾小路きみまろの本と猫の写真集に夢中。
ただのネコ好きな、ご近所情報に詳しいおばちゃんです。

母の最盛期

母の最盛期は、40歳頃。
高校の授業参観の日にクラスメイトに言われました。

「え?あのキレイな人、さとちゃんのお母さんなの?ウソ!〇〇ちゃん(←クラスでいちばん美人)のお母さんかと思った!ぜんぜん似てないね!」

女子高生は容赦ない。でもまあ確かに。いま、私と母がソックリなのは、私が母の美しさに追いついたのではなく、母が劣化したせいです。

同じ40代を迎えて、明らかに当時の母に負けていると思う。ちくしょう。

最盛期から26年経った現在

見た目が老いるのは当たり前。逆に変わらないほうが恐ろしい。

でも、母の場合、見た目より遥かに劣化しているのが、感性。感性の劣化。

私が子供の頃、身近にいる大人でいちばんおもしろい人が母だったので、母のファンだった私は大変ショックを受けております。

なんで、こんなつまらない女になってしまったのだろう。。。

そんな残念な我が母から、私たちが学べること。

話していても楽しくない、むしろ会話することが苦痛な女

実家に帰るのが嫌いです。なぜなら母のつまらない話に付き合わされるから。
会話が苦痛な女の特徴。

相手の反応を見ないで話し続ける

前に聞いた、ワーカーホリックなWEB制作会社の男性社員の(妻には言えない)心の叫び。

「疲れて帰って来て、たまに早目に24時に帰れたと思ったら、メシの最中に妻が延々とオチのない話をしてくる。

【今日ね、郵便局に行ったら局員の態度がひどくてね!〇〇って言ってやったらね!ねえ、ちょっと聞いてるの?】

まじで勘弁してほしい。オレの人生において、郵便局員はどーでもいいんだよ!!オレの自由時間は帰宅してから寝るまでの2時間しかないのに、郵便局員の話を聞いているヒマはないんだ!
オレはさっさとメシを済ませて、仲間たちと戦いに行きたいんだ!(オンラインゲーム)

わかる、わかる。

不平不満が延々と続く

「会社にね、Aさんって人がいるんだけどね、ホントこの人が使えない人でね。今日も〇〇について質問してきたから、それは前にも教えましたよねって言ってやったんだけどね、、、」

途中で遮って言いたくなる。

「で?どうしたいわけ?」

オチの無い不平不満話は単なる悪口。会ったこともない人の悪口を聞かされるほど、かったるいことはありません。

そして自分で解決策を見出さないから、いつも話がぐーるぐる。
ぐるぐると同じことを言い続けている。
聞かされているほうは、結構しんどい。

自分のことばかり、止まることなくよく喋る

とにかくずっと喋っている。自分の話ばかり延々と。止まらない。間がない。
よほど話したいことが溜まっているんだな~もしくは誰かと喋りたかったんだろうな~と憐れに思うが、そういう人の話しは大抵つまらないので苦痛。

どんな話でも相手が聞いてくれると思ってるこの人(ウチの母)は、なんて傲慢な人なのだ!と怒りに近い感情を抱く。

感性のアンチエイジングのためにやるべきこと

「いつもの仲良し」以外の相手とも付き合う

たとえば40代の独女同士でしょっちゅう集まるとか。友達はママ友だけとか。

それじゃなくても共感力の高い女性が「わかる、わかる~」「ホント、ムカつくよね~」と、共感会話ばかり繰り広げるとどうなるか。考えが凝り固まって、感性が劣化します。コワイ。いつ会っても同じ話を延々愚痴りあっている。

会話にはある程度の「ツッコミ」が必要です。
「え?なんでそう思うの?」という、すぐには理解してくれない相手の反応によって、さらにあなたの考えが深まり、場合によっては考えが180度変わることも。

「年代的に話が合わなさそう」「趣味が合わなさそう」な相手とサシで話してみると、案外、違う世界が開けるのでオススメ。

ちなみにウチの母は、「弟&弟嫁」という、イイ気分で話をさせてくれる「(母にとっての)最高の聞き手」を相手に喋り続けてきたため、感性も会話力も衰えました。優しい弟夫婦の功罪。

自分が得意じゃないことにもチャレンジしてみる

先日、友人から相談を受けた。

「とある仕事をやってみないか?という話をもらったんだけど、どう考えても私の性格的にあわない仕事のような気がする。受けるべきか、断るべきか。どう思う?」

私も、その友人には不向きなタイプの仕事だと思ったけれど、彼女が今後目指す方向において彼女に不足しているスキルが学べるから、やってみたらいいじゃん、と答えた。

でも、迷った挙句。やはり断ると言う。

「自分が向いてないことが分かりすぎていて二の足を踏む」

「そっちに進んで、5年後の自分を考えると、どーなの?って思う」

わはははは。5年後のあなたは単なる50手前の女だ!←と、本人にも言ったけど。

そんな浅い損得勘定で決めちゃうなんてもったいない。

それに比べて、おそらく友人と同じ歳と思われる、ちきりんのチャレンジングなこと。

ちきりんブログ→次回の目標は「はい」を減らすこと!

失敗した自分をさらけ出し、ブログのネタにし、尚且つアドバイスがほしいと言って、読者からのアドバイスを真摯に受け止める。

さすが、ちきりん。
普段から言っていること(失敗を恐れるな!)とやっていることにズレがなくて、説得力ありすぎてカッコいい。
ちきりんのこのブログを読んだとき、ちょっと感動しました。痺れる。
結果を出している人は、現状に甘んじないで、失敗を繰り返して、日々進化してるんだな~。

好奇心を枯らさない

新しいことに興味を持つ。

歳を取ると、だいたいなんでもわかった気がしてくる。そんな言動も目立つ。ああ、コワイ。

常にアンテナを張って、いまだ未体験なモノ/コトにチャレンジする。

たとえ「期待していたほどではなかった」としても、その経験から得られるものは大きい。

女優 岸恵子が放った言葉

トークの中で特に印象的だった言葉。

よく同じ歳のお友達に「あなたは化け物だわ!」って言われるの。どうして私たちと同じ歳なのに、そんなに若くいられるの?と。
だからわたくし申し上げるんです。「あなたたちのように、素敵なご主人と可愛い大勢のお孫さんに囲まれて、なんの不自由も心配事もなく暮らしているわけじゃないからよ、と」

なるほど。

安定した生活の中に身を委ねると、感性が鈍り、劣化するということか。

不安定バンザイ!!

なにも悩みごとのない(もしくは悩みごとをやり過ごす)安定した生活と、日々アタマをフル回転し、何かに立ち向かう生活と。

あなたはどちらを選びますか?

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