福岡で仲良くしていた友人に、同い歳の女性がいた。
なかなかの毒持ちで気が合い仲良くしていたが、私との違いは女子力。圧倒的な女子力。
千葉出身の弟嫁にダメ出し
彼女は言う。
今度結婚する、弟のヨメが許せない。信じられない!と。
両家の食事会での出来事。
都内の中華料理店で行われた食事会で、円卓を回し、せっせと料理をサーブしていたのが、ヨメ一家のお父様であったと。
あり得ない!!
お父さん、やめてください!私たちがやりますから!と、慌てる友人母、友人、友人妹の九州女軍団。
制止されてもニコニコして手を止めない、ヨメの父親。
「自分の夫(父親)に取り分けてもらって、当たり前のような顔して先に箸をつけるのよ、ヨメとヨメの母は!信じられない!」
恐るべし、九州。
あっちの昭和とこっちの昭和
同じ昭和48年生まれなのに、昭和度合いがまったく違う。
古すぎやしないか?そっちの昭和。
彼女もホントは昭和な文化を嫌っているのだと言う。
ゴハンはどんなにお腹が空いていても、お父さんが帰って来てから。お風呂もお父さんがいちばん。弟は台所に入っただけで、母やおばあちゃんに叱られる。
そんな昭和な躾を毛嫌いしていたのに。
しっかりとその価値観は身に付き、関東ヨメを批判してしまう。
我々に勝ち目などない
さて、こんな躾を受けた女どもの中に、我々、甘やかされた関東女が入るとどうなるか。
まあ、気の利かないこと、利かないこと。
いや、一応気付くけど、スピードと守備範囲が違う。あちらは手を出すのが速くてカバー範囲も広い。
みるみるうちに「関東女はどっしり座って何もしない女」に成り下がる。
恐るべし、福岡。
九州女があまり東京に進出してこないことに感謝しよう
こんな気の利く美人が、ウジャウジャいるのですよ。奥さん、勝ち目などありません。絶対に。
関東の結婚願望のある未婚女子の皆さんは、九州女子が東京に進出してこないことに感謝しましょう。
「男の人を上手におだてて奮起させて、しっかり稼がせるのが女の役目」
福岡の友人たちはみーんなそう言っていた。
ちゃんと稼いでくるなら、家でなーんにもしない男でもいいらしい。
なんという、したたかさ。目から鱗。
私たちも、少し見習ったほうがいいのかもね。