中国人同僚の辛辣なご意見
仲良しの中国人社員がいる。
30代女性。
やはり我々とは根本的に考え方が違う。
同じ部署の派遣さんが、
「時給が上がらない」
「社員と同じ仕事をしているのに、なかなか社員にしてもらえない」
と、文句を言うのを不思議に思うらしい。
「部長に笑顔で挨拶もしない、自分から話しかけもしない、部長がはりきって主催している飲み会に一度も参加したことがない。
そんなんで社員なりたいとか、ちょっと言ってる意味がわからない。」
なるほど。
幼い頃から競争社会に晒されている人ならではのご意見だ。
◯◯さんのお父さんって社長で、ウチの社長と仲良しだからコネで入社できたんだってよ~
なんて話が出たときも、
「マジで?しまった!もっと仲良くしておけばよかった、、、もう遅いかなあ~」と悔やんでいた。
中国人面白い。
面接でのアピール力(ハッタリ)で見事合格
彼女は日本で成功した叔母さんを頼りに来日。
中華料理屋で皿洗いをしながら日本語学校に通い、日本のあまり名の知られていない大学に進学。
卒業後は派遣で販売職をしながら就職活動し、正社員としてウチの会社に中途入社した。
彼女が入社したときの倍率は相当高かったらしいが、並みいる有名大卒の日本人を蹴散らして採用された。
当時の面接官だった役員が笑いながら言っていた。
「長いこと面接官やってきたけど、《私を採用してくれたら絶対に後悔させません》とアピールしてきた人は初めてだったよ」
言えないなあ、ジャパニーズな私たちには、そんなセリフ。
「すみません、あれはハッタリでした」そう笑っていた中国人同僚。
中国人から学ぼう
誤解の無いように補足しておくと、彼女は人に媚びるのが苦手だし、どちらかというと人見知りするほうだ。
ただ、ここぞという場面ではそんなのは隠し通して、グイグイ積極的に自分をアピールするのだろう。
勝てっこないよなーと思う。
惑わされず、流されず、人のせいにせず。
自分で考えて、自分で行動し、自分の手で掴み取る。
私たちはそんなふうに育てられていない。
前にも書いたけど、大人になったら自分の躾とか思考癖、行動癖の軌道修正はセルフでやるしかない。
中国人から学ぶことはたくさんある。
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