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刹那刹那を生きる(続き)

過去→現在→未来という時間軸に疑問を抱くようになったのはいつからだろうか。

は?なに言ってんの?暑くて頭やられた?と心配してくれる、そっち系に疎いみなさんは、インターステラーとかメッセージを見てほしい。映画です。
新しいところだとテネットとか。難解すぎるけど。

いちばん好きなのはインターステラーだけど、見終わったあと、ダントツ心を揺さぶられたのはメッセージ。
え?えええー?
その選択、私もするかなーと、だいぶ考えた。
アマプラかネトフリだったか、どちらかで見れたはずなので見てほしい。

はい、見ましたね!

ということで話を続けると、人生なんて刹那刹那でいいんじゃないかと。
計画なんていらない。
瞬間瞬間を楽しめばいい。

楽しい時間だったなー
お互いの胸の内をさらけだせて楽しかったなー
もう会うことはないかもしれないけれど
次の約束なんてしてないけれど
また会えたらいいなー
またこんな時間が持てたらいいなー

そういう時間を
記録に残すことをせず
写真を撮ることも、誰々さんと飲みましたー!とSNSに上げることもせず、ただただ脳内のシャッターだけ切っておいて
言われたことをたまに反芻したりして
良い時間だったなーと思い返す

脳内シャッターでとらえた画像を
これまた誰にも見せない脳内アルバムに収めていくのです
一枚一枚、丁寧に、ニヤニヤしながら

死を迎えるとき
脳内アルバムに貼り切れないほどの写真があったら
良い人生だったと呟けるんじゃないだろうか

いろんな出会いを自ら手放してきて、いまここ。

さとちゃん: 1973年早生まれ。2023年8月から老老認認介護をサポートするため実家暮らし。推しはSixTONESジェシー。使命はライトワーカーとしての任務を果たすこと。