お誕生日おめでとう。わたし。

すまん、ワシが悪かったと平謝りしたい映画とドラマ

目の前にいる相手と気があうかどうかを探るために
「どんな映画が好き?」の質問をわりとよくします

前に、、、だれだったっけかなー

「ロッキーとアルマゲドン」

と、即答されたことあって、この人とこの先付き合うことは映画の話をすることは二度とないだろうなと確信

スタローンとかブルースウィリスとかジャッキーチェーンとかの大味系が苦手(注:否定はしていない)

同じように「どんな映画が好き?」もよく聞かれるので書いておく

※ギリギリネタバレなしで書いてるのでご安心ください

好きなジャンル「どんでん返しの伏線回収系」

ちょっと古いけど「ユージュアルサスペクツ」とか

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すっげー好き

ユージュアルサスペクツは最初から最後までずーっと楽しめるけれど

そうじゃなくて、話の中盤までが死ぬほどかったるくて、もう見るのやめようかなーと思っていた矢先に話が急展開して「ギャー」となる系はもっと好き

「アヒルと鴨のコインロッカー」とか

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アヒル〜は「いいから我慢して最後まで観て」と勧められて見たんだけど、ホントに中盤までかったるくてかったるくてかったるくて
仙台に7年住んでいたから、ロケ地だいたいわかるんだけれど
それをもってしても、かったるくてかったるくてかったるくて

だがしかし中盤(たぶん)

瑛太と松田龍平が車で移動するシーンあたりから
「ウギャー」となるほどに、凄まじい勢いで伏線回収が始まります

アヒル〜は途中まで我慢した甲斐があった映画ナンバー2

まだ新人だった濱田岳が天才

途中まで我慢した甲斐があった映画ナンバー1

ソフィーの選択

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NHKBSで観たんだと思う

前半は得体のしれないバカップルの話

もはや思い出せないくらい、どうでもいいバカップルの話が延々と続く

なんだこれ?

メリル・ストリープの無駄遣いか

結構有名な映画だよね?

アカデミー主演女優賞取ってなかったっけ?

こんなアホ女の話でアカデミー主演女優賞?

なぜなぜなぜ???
(以上、前半のわたしの脳内葛藤)

おそらく「メリル・ストリープがアカデミー主演女優賞を取った映画」という前知識がなければ、見続けることはなかっただろう

だがしかし中盤(たぶん)

メリル・ストリープの過去がわかるにつれて
なに?なになになになに?とぐいぐい引き込まれ

タイトルの意味がわかるシーンでは、号泣を通り越して唖然呆然絶句

見終わったあと、すぐに原題を調べました

「Sophie’s Choice」

あ、まんまだった

人生ベスト5に入る名作
心臓を鷲掴みにされる

死ぬほどバカにしていたら名作だった系

こちらもメリル・ストリープ

「マディソン郡の橋」

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すべてを説明してくれているツイッターを

許可なく埋め込んでおきますね

濡れ犬w

そうそう、そうなのそうなの

マディソン郡の橋とかwwww

と、死ぬほどバカにしていたけれど、演出が凄まじい

監督だれ?

え?イーストウッド?まじで?
出てるだけじゃないのか
守備範囲広いのね

不倫経験者は全員号泣まちがいなし

わたしは最後のほうの車のシーンがいつも涙でよく見えない

最近だとトッケビ

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ええ、これが言いたくてこのブログを書いています

いま第二次?第三次?ブームを巻き起こしている韓国ドラマのちょい前のやつ

以下、わたしの心の変遷

▼鑑賞前

・愛の不時着さいこうだった
・ヒョンビンヒョンビンヒョンビン
・愛の不時着並みにおもしろい韓国ドラマはないのか?(飢餓状態)
・「あのトッケビを超えた」とやたら言われてるな、愛の不時着
・トッケビ?
・どれどれ
・あらすじ読む限り荒唐無稽すぎてちょっとムリかも
・鬼(トッケビ )と死神が一緒に暮らしてる設定?
・ラブロマンスとブロマンス?
・っつーかブロマンスってなに?ラブロマンスの誤表記?
※誤表記ではありません

▼鑑賞中

・ああ、コン・ユなのね、コン・ユわりと好き

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・ヒロインの女の子、梨泰院クラスのヒロインと同じくらい美人じゃないな

トッケビのヒロイン

トッケビのヒロイン

梨泰院のヒロイン

梨泰院のヒロイン

・美貌が売りじゃない女優がちょいちょいヒロインに抜擢されるのが韓国ドラマの謎なところ
・あ、でもこっちは不美人設定だから違和感なく見られる(梨泰院は美人設定なのが気になって気になって集中できなかった)
・お、演出すげー(わりと最初のほうのトッケビ 宅前の例のシーン)
・ヒロインの女の子、めちゃめちゃ演技上手いなー
・トッケビ(鬼)と死神と鬼の世話役の若い男子の男3人のセリフやり取りがまあまあわざとらしくて寒くて辛い
・トッケビとヒロインを隔てる「愛の障害」が繰り返され過ぎてて、やや食傷気味、かったるくなってきた、わかった、もういいよ
・死神のほうの恋愛にまったく興味が持てない

(6話目くらいから一気にすっ飛ばしてラスト2話へ)

▼15話鑑賞中

・ん?
・ん?????
・なんだって????

▼16話(最終回)鑑賞中

・しまった
・完全にやらかした
・これは我慢して最初からちゃんと見るべきドラマだった
・なんでそういう解説が付いてないのだろう(他責)
・トッケビは前半かったるいけどまじで我慢してちゃんと見たほうがいいって解説を読みたかった(古い作品なのでググっても情報少ない)
・伏線回収が過ぎるだろう
・男子3人のかったるい会話は、、、堪えるべきだった
・愛の不時着が出てくるまで、ぶっちぎりナンバーワンだったってこういうことか
・2016〜2017年の作品なのにね
・本当にすみませんでした
・1話からやり直します

▼1話からやり直し〜最終話まで

・死生観とか輪廻転生について想いを馳せるようになる

人生観変わるよ

よく言うじゃないですか

○○やると人生観変わるよ!とか
○○行くと人生観変わるよ!とか

なんだろう?
インドに行くと・・・とか?
そういうの

わたしはトッケビを見て人生観が変わりました

平たく言うと死ぬのが怖くなくなった

あとは、ここ数年、どんなにもがいても手に入らないものがあって
もう何年もそのことをぐるぐると思いあぐねていたけれど

ああ、なるほど、今世じゃないんだなーって
ストンと納得できた(輪廻転生)

あともうひとつ
過去に同僚と従兄弟が自殺で亡くなり、彼らのことを理解できないでいたけれど、「自ら死を選ぶこと」がどういうことなのか、このドラマで理解できた

わたしの中では愛の不時着はトッケビを超えてなくて

愛の不時着<<<<<トッケビ

韓国ドラマの実力たるや

このドラマが長いこと「歴代ナンバーワン」とされてきた、韓国ドラマ界の底力に慄く

万人受けしにくいテーマを
万人受けするように作り上げる製作陣おそるべし

そして不美人だと書いたヒロイン女優キムゴウンの演技力は
メリル・ストリープばりです

彼女が激しく嘆き悲しむシーンを見て
従兄弟の葬儀での叔母の声にならない絶叫を思い出した

それほどにリアルな演技でした

キムゴウン天才

いまもOSTを聴くと、トッケビの孤独に想いを馳せてしまう

愛の不時着が吹っ飛んだ

好きな男ができると、前の男を上書きするのに似てますね(女子あるある)

おすすめです

では、また。