「大人女子が集まってホテルでパジャマパーティ!」とか。
寒いわ。さぶいわ。さぶすぎるわ。
痛いわ。痛々しいわ。痛すぎるわ。
「大人女子」「オトナ女子」←ぎゃああ!
身の毛もよだつワード。
と、思っていたら、世間様の意見も同じようです。
オトナ女子とか女子会とかいう表現って、クソ気持ち悪いなー。20歳過ぎたら女子じゃねーだろーが。
— えりーかです。 (@elicandy_22) 2015, 10月 6
オトナ女子会しよ〜♥︎とかやめてくれ — ごまたん (@mnykpr100) 2015, 10月 5
ただし、この域までいくと俄然かっこいい。
先日、亡くなった祖母(90代)は近所の同世代のおばあちゃんとよく『女子会する』といってました #女子会 女性は何歳まで“女子”か 篠原涼子がリアルに演じる『オトナ女子』 | ORICON STYLE http://t.co/BdNGJxczmd
— ishige (@ishige) 2015, 9月 29
こんにちは!グレたオトナ女子のさとちゃんです( `ー´)ノ
今日は私の考える「くだらない女子会」と「意味のある女子会」の違いについて。女子会幹事さん必見。
くだらない女子会の特徴4つ
フルメイクで髪の毛巻いてパジャマ着てシャンパン飲んでる
不自然です。不自然極まりない。
ドラマの中で主人公の女が化粧してベッドに入るくらい不自然です。
化粧落とさないと、肌荒れるよ~ 女同士なのに隙を見せないその感じ。
「女子だけの集まりだって充分楽しんでるもんね!」をアピールしたい感ありあり。イヤ~ン。
女性誌から切り取ったような話題
延々続く、リアルライフ充実自慢。
つまらん。君らの話はいつもつまらん。オチがないねん。
「聞いて~!モンサンミッシェルで知り合った外国人と盛り上がって、その日のうちに寝ちゃったら、どえらい目に遭ったわ!!」
それ、ぜひ聞かせて!せいぜいこのレベルじゃないと聞く気になれません。
上っ面の会話
男が放っておかない女なら、即レスがあるだろうし、そもそもこんなくだらない女子会に来るヒマなどないだろう。
傷の舐めあいも大概にしたまえ(怒)
参加者の年齢幅が狭い
【30代後半だけ】【40代だけ】と、参加者の年齢幅がやたらと狭い。 アラフォーの集まりにアラサーちゃんを呼ぼうとするとブーイング。
はいはい、そうだねそうだね。 自分より若い女は悪!邪悪な存在!!
意味のある「高濃度女子会」の特徴4つ
属性が幅広い
たとえばいま、私の周りにいる「ワケあり女子」「さまよい女子」を集めて女子会をやろうとしたら、年齢は20代~40代。
属性もパッと思いつくままに挙げると、こんな感じ。
①ややこしい結婚生活を継続中の人
②生活レベル向上のために結婚した人
③決して夫には話せない紆余曲折を経て、今の夫と結婚した人
④まったく非の打ちどころがない夫と自分のワガママで離婚した人
⑤性の不一致により離婚した人
⑥夫のモラルハラスメントが原因で離婚した人
⑦早く結婚したいと焦っている人
⑧結婚すべきかどうか迷っている人
⑨結婚にまったく興味のない、彼氏が既婚者の人(わたし)
異なる属性、異なる考えの人だからこそ、話を聞いて学べることが多い。
同じ属性同士「わかる、わかる~!」の応酬をするより、「ごめん、ぜんっぜんわからないわ!!」の引っ掛かりがあるほうが、うんと楽しくて気付きも多い。
相手の意見を否定しない
様々な属性が集まると、当然、対立する属性も出て来る。
夫に浮気されている女の隣に、不倫をしている独身女が座る。ぎゃあ、怖い。
その場にいるメンバー全員に求められるルールは、
「相手の意見や立場を否定しない」こと。
「自分の考えを相手に押し付けない」こと。
共感をする必要はない。
あ、それ、私は違う考えだわ、真逆の考えだわ、と気持ちよく言えるかどうか。
相手を否定せずに持論を展開できる、大人ならではの会話力が求められる。
これができる人が、経験を積んだ本物のオトナ女子。
会話の内容が深い
女性誌にたとえるならば、決して「anan」でも「CREA」でも、ましてや「OZマガジン」であろうはずもなく。
間違いなく「婦人公論」。
夫の浮気、不倫相手のこと、結婚願望、結婚に至るまでの話、不妊治療、親の介護、親の死、更年期障害・・・。
モンサンミッシェルの出番など永遠にやってこない。
時間が経つにつれ、酔いがまわるにつれ、話はどんどん深まり、夜が更けていく。
ああ、楽しい! 「婦人公論」100冊読んだくらいの充実感!(婦人公論大好き)
凝り固まった価値観をぶっ壊せる
ほんのひととき、他人の人生を垣間見て、自分とは異なる価値観を目の当たりにして、少し頭がクラクラする。
自分の凝り固まった価値観をぶっ壊すイイ機会だ。
女の生き方は女から学ぶべし
男性に比べ、女性はライフイベントが多いと言われる。
結婚、出産、育児、親の介護。
もはや育児も親の介護も女性だけに任せる時代ではないけれど、それでも出産は女にしかできない。
「結婚」でまずは選択を迫られる。続ける?辞める?仕事を変える?
考えに考え、カードを一枚選んで先に進むと、次は「出産」で選択を迫られる。
続ける?辞める?仕事を変える?・・・またかよ。
「結婚」も「出産」も完全スルーしてきた私が言うのもなんですが、女の人生、選択場面が多すぎる。
「自分に最適な選択肢の選び方」なんて学校で教わって来なかったので、ちょっと考え出すと頭が熱くなりボーっとしてくる。
えらいこっちゃ。
そのためにね。高濃度女子飲み会は必要なのです。
他人の選んだカードと、選んだ理由と、選んだ結果の現状を知り、自分のカード選びの参考にするのです。
【他人の人生のストーリー】をリアルな場で見聞きし、共有することは、女性誌を読んでも、大手小町を読んでも得られない貴重な場なのです。
「女子会」という言葉に嫌悪感があり、「女子会」をずっと封印してきたのだけれど、近々「高濃度女子会」を開く予定。
濃ゆい女が濃ゆい話をする高濃度女子会。めっちゃ楽しみ。
女の敵は女というけれど、女の味方もまた女。 女同士、助け合って生きていきたい。
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