知り合いに何人か「メシマズ嫁」を持つ男性がいる。専業主婦のメシマズ嫁。
食べるのが趣味夫×メシマズ嫁が夫婦である不幸
ウチの父は、店で一度食べれば家で再現できるくらいに料理が得意で、料理のできない母にイチから教えた人だ。
ウチの母のゴハンも美味しいけれど、父にはかなわない。
それでも、母が出したものに文句を言うことなく、なんでも美味しい美味しいと言って食べていた父。
我が父ながらエライと思う。それが礼儀だ。夫婦であってもね。
そんな父を見てきたので、妻の料理に文句をつける男が嫌い。
失礼だなと思う。礼儀がなっちゃいない。作ってくれた人への感謝と礼儀が。
と、常々思っていたが、
「じゃあ、そこまで言うなら食べてみてよ」と言われたので、食べてみた。
こ、これは、、、マズイ。というか、味がしない。
これほど味のしないサンドイッチがこの世に存在するとは。
おにぎりはもちろん、塩っ気が足りない。訂正。塩っ気がまったくない。
変わった味の麦茶?と思ったら、コーヒーでした。
食べるのが趣味、という夫にとって、これは拷問だろう。
毎晩疲れて家に帰ってくると、マズイに決まっているゴハンが食卓に並べられている・・・
ぜったいイヤだ。耐えられん。
どうしたらこんなマズイものが作れるのか聞いてみた
さて、中学校で家庭科を教えている友人に聞いてみた。
クックパッドのあるこの時代に、わざわざマズイものが作れるってどんな人?
こんな人
1.不器用で要領が悪いので、レシピの段取りどおりに作れない(焦がす、煮過ぎる、アセって余計な調味料を加える)
2.健康のために~の薄味信仰(レシピどおりに作らない、油や調味料を減らす)
3.飯マズ母のもと、味覚音痴で育った(味見をしても美味しいか分からず不安で、余計な調味料を加える)
4. 学習能力がない(何度でも同じ失敗をする)
わたし 「努力次第で、メシマズ嫁⇒メシウマ嫁に変わることはある?」
友人 「上手くなるコツは、教科書どおり分量どおり作ることだけど、それも学習能力がないとダメだから難しいね!」
なるほど。成長の可能性は低そうだ。
ヨメは諦めて不幸の連鎖を断ち切ることがあなたのミッション
イケダハヤトさんがよく「ウチのヨメは料理が上手なので・・・」と書いているが、料理上手な女性と結婚できただけで、人生勝ったも同然。
やべえ、オレ人生負けてる、、、負けこんでいる、、、という旦那さん。そこのご主人。
妻を再教育するのは無理なので、娘を同じような「メシマズ嫁」にしないよう、不幸の連鎖を断ち切ってください。
あなたが作ってみせるか、もしくは外食で美味しいものをたらふく与え、「マズイものの記憶」が「美味しいものの記憶」で上書きできるよう、努力してください。
磨くべきは、技術力じゃなくて、味覚。
切る、焼く、煮るの技術なんて、毎日やっていればイヤでも身に付きますから。
メシマズ妻の旦那よ、がんばれ。
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