寒い国に移住したい、1日も早く

男子を子育て中のイライラMAXママさんたちを心から尊敬する

私がコワーキングスペースがわりに利用している、近所のコミュニティセンターに来ている子供たちが面白い。
面白いと思えるのは、私に子供がいないからだろうか。

男の子も女の子も、小学生も中学生も、普段、一切関わることがないので、見ているだけで面白い。
子供が苦手だから、関わらずに見ているだけで充分なのだが。

そして思う。

こんなの(特に男子)が家にいて、毎日面倒見ている親たちって、、、偉すぎる。偉大すぎる。

男子はどうしてこんなにもアホなのだろうか?
私が出会った、アホすぎるが憎めない中学生男子について。

仲良し中学生男子7人組の会話

よく来る中学生軍団は男子ばかり7人。
7人中6人はマジメで熱心に宿題を片付けているのだが、たったひとり、超自由人なイケメン君がいる。

以下、彼らのやり取り。

イケメン君:「宿題やってないで花火大会行こうよ!」(声でかい)

他の子たち:「オマエ、声でけーよ!ボリューム落として喋れよ!周りの人に迷惑だろ!」

イケメン君:「今日くらいいいじゃん、宿題やんなくても!だって花火大会なんだよ~」

他の子たち:「だから声でけーって!うるせーよ。宿題やらないなら帰れよオマエ」

イケメン君:「なんでだよ~、行こうよ~、いいじゃん行こうよ~」(以降、エンドレスでゴネる)

 

おそるべしイケメン君。

なにが恐ろしいかというと、自分を諌める友人たちの話をまったく聞いちゃいない。
だから会話が噛み合わない。

だが、かれは実力者だった。

イケメン君の粘り勝ち

上に書いたやり取りが1時間ほど続き、他の子たちも次第に勉強に飽きてきて、イケメン君につられて遊び出してしまう。
たったひとり、いちばん賢そうなK君だけは、黙々と宿題に励んでいたが。

結局は「賢そうなK君」を除き、全員が花火に行くことに。やりよるなあ。イケメン君の粘り勝ち。

さらにイケメン君、スマホでクラスの女子を誘い出した。

イケメン君:「みんな行くからさあ、行こうよ!交通費?親に頼めばいいじゃ~ん!ね、ね、行こうよ!」

イケメン君:「え?Kもいるよ。もちろん花火にも来るよ!」(←嘘つき)
中学生女子のくせに、顔で男を選ばないのか。

今は同じ中学でも、将来、大きく仲間を引き離しそうな雰囲気を持つ賢そうなK君が女子から一番人気があるとは。
手堅い。手堅すぎるぜ。中学生女子。勉強になります。。。

男の子ってすごいね

このときの様子を子供のいる知人に話した。

「イケメン君はどうしてみんなの話を聞かないの?強情な子なの?自由すぎる子なの?」

知人の答え

「強情なわけでも、自由なわけでもなく、だた単に話を聞いていないだけだよ。」

「【音声】として耳に入ってはきているけれど、頭で処理していないんだよ。」

なるほど!納得。

あれだけ友人に総攻撃で責められても、平気な顔でいるイケメン君が不思議だったのだけれど。
聞いているけれど、音として捉えているだけなのか。考えていないのか。すごいな、男子って。
子育てしていない私には、謎の生き物です。

まとめ

彼らの様子をニヤニヤ眺めていたら、イケメン君に話し掛けられた。

イケメン君:「僕らいくつに見えます?」

わたし:「中1?」

イケメン君:「ですよね~、幼いですよね~。こう見えて中3なんですよ!」

「オマエが言うな!!」と友人から総ツッコミ。

すごいな、彼のフレンドリーさと憎めなさ。
将来は一流のホストだろうか?
たぶんこの愛嬌と粘り強さを武器に、何をしても食うに困らないんだろうなあ。

マジメで勉強のできる将来有望なK君もいいけれど、イケメン君みたいなメンタル強い(っていうか鈍い)愛嬌だけで世の中渡っていけそうなタイプも、意外と将来安泰じゃない?って、中学生女子に相談してみたい。

以前、友達に言われたことがある。

「さとちゃんも男の子を育てたら、もっと世の男に寛容になれるよ。
小学生男子のアホさ加減、ハンパないから。ウチの子だけじゃなくて、男子はみーんなアホだから。
こんなアホがずいぶんまともに育ったもんだ、、、と大人の男を見たら感心するはずだよ」

なるほど、確かにそうかもしれない。

男親は自分も通ってきた道だから許せるのかな?アホな自分の息子を。

女親はしんどいだろうなあ。

「花火に行く交通費ちょうだい!」といきなり電話してきてカネをせびる息子に、「あんた夕飯もう用意しちゃってるわよ!なに言ってんのよ!」とキレる母の声が、電話越しに聞こえてきた。
それでも粘る息子に、呆れて根負けして、母も笑っちゃっていたけれど。

世の中の、男の子を育てているすべての母さんたちを心から尊敬する。

夏休みもあと1週間あまり。
お母さん、がんばってください!!

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