社内のSlackに上げようと書き始めた文章が、だんだんと感傷的な仕上がりになっていったので、ちょい加工してブログに上げてみる。
目次
業務連絡的なこと
彩乃ちゃんが日々インスタを頑張っている中、わたしはなんとなく頑張りどころが見つからず、任されていたTwitterも更新してなかったんですけど、少し方向性が見えてきました。
わたしが更新するもの
ブログとツイッター
訴求内容
リベル全体の雰囲気、チーム力
最近思ったこと
仕事ってなんのためにするんだっけ?→生活するため&人生を面白くするため
会社ってなんのためにあるんだっけ?→チームで楽しむネタをみんなで作り出すため
最近思ったこと:その2
儲かっている企業で、社長にどれほどの商才があっても、社員に信頼されていない&社員と十分なコミュニケーションが取れていない企業のトップは、しょぼくれてるし、ぜんぜん幸せそうに見えない。
言いたいことはみんな一緒だった(※愛の不時着と梨泰院クラスのネタバレ含みます)
愛の不時着のヒロインは、財閥令嬢な上に自分の会社も成功させているんだけど、まわりに信頼できる人がいないから不幸せ(←北朝鮮不時着以前)
家族関係に絶望して、自殺を図った過去もある。
梨泰院クラスは、まさにチームビルディングの話で、街の居酒屋から業界トップの飲食企業に登り詰めるまでのあいだ、主要メンバーが変わらない(ひとりだけ抜けるけど)
単なる居酒屋の店員が会社の成長とともに役員になる。
そんなわけないし、そういう意味では、パラグライダーで北朝鮮に不時着しちゃう話より、梨泰院クラスのほうが荒唐無稽な夢物語なんだけど、
世の中の多くの人が求めていることが
「人とのつながり」
「自分の居場所」
なんだなーというのが、両作品を見ての感想。深ーく深ーく考えさせられた。
パートナーシップとは、仲間とは
恋愛だと、信頼できるたったひとりの相手とのパートナーシップ
会社だと、自分を必要としてくれる社長や上司や仲間とのパートナーシップ
人間の幸福度は、これらのパートナーシップが確立されているかどうかで決まる。気がする。
付き合うとか結婚するとか
社員になるとか役員になるとかがゴールじゃない。
なんで死んでしまったのかやっとわかった
話があっちこっちしますが、今月は自殺した同僚の月命日です。
6月になると毎年気持ちが重たくなるのは、気圧のせいだけではない。
あのときの動揺をいまも鮮明に思い出す。
なんで死んでしまったのだろう?と
12年間ずっとわからなかったけれど、やっとわかった。
転勤先の見知らぬ土地で仕事がうまくいかず
毎週の定例ミーティングで社長に詰められ
だれともパートナーシップが構築できず
あまりに孤独だったから。だから自ら人生を終わらせてしまった。
わたしは一週間前にSOSのサインをもらっていたのに、SOSをキャッチすることができず、
相談に乗るのをあとまわしにしているあいだに死なれてしまった。
当時、彼女の仕事の後始末対応で、忙しくストレスフルな毎日を過ごしていたので
「死んだからってすべてがチャラになるわけじゃない」
そんなふうに恨んだりもしました。嘘偽りのない事実。
茅ヶ崎在住5年目で出会ったリベルというチーム
茅ヶ崎のウェブ制作会社「リベル」に関わり始めて、たぶん1年半くらい。
最初は自社サイトリニューアルのライターとして声をかけてもらい、三ヶ月後くらいに「わたしもっといろいろやれますけど?」と自分で社長に売り込み、現在に至る。
1年目の去年はただただ忙しく、売り上げを作ることに必死で、毎日遅くまで会社にいた。
2年目の今年は、頼れる&任せられる仲間が増えたので、仕事のバトンタッチをせっせとやっている。
なぜか結婚にも出産にも縁がなく、20代からずーっと働き続けてきて
ゆえにインターバル期間がほとんどないため
だれよりも社会人経験とビジネス経験を積んできているわたしがやるべきことは
自ら動いて必死に売り上げを積み上げることではなく、このチームメンバーで仕事がまわせるしくみを作り上げること。
リベルには、建築営業、ウェブ制作、不動産仲介の3つの事業があるのだけれど
チームのどこを気に入っているかというと、同じ釜の飯を食いたいと心から思える人たちであること。人に魅力がある。
ぶら下がりがひとりもいない。
「会社行って適当に仕事して給料もらえればオッケー」みたいな人がいない。
不思議な会社。
なんでこういう人が集まるんでしょうね。
梨泰院クラスの場合だと、社長のセロイが魅力的で、だからいい人材が集まっていた。
きっとリベルもそうなのだろう。そういうことにしておこう。
今年は誕生日にApple Watchをもらってしまったから。(去年はお掃除ロボットのブラーバ)
いい人材=スキルの高い人材、ではない
いい人材=ぶら下がらず、仲間をマウントせず、自分が貢献できるポジションを常に考え、ただただひたすら会社の成長を追いかけられる人材。
後者のメンバーが揃えば会社は楽しい。
だって会社は、チームみんなで仕事を通じて遊ぶために存在するのだから。
孤独になるな
愛の不時着でヒロインを愛し始めた北朝鮮の男が、韓国に戻る彼女に別れ際にかける言葉。
「男と会ってもいいし、何もなかったように過ごしてもいい」
「その代わり孤独になるな」
「景色のいい場所に行って消えようなんて思うな」
「いつまでも幸せでいてくれ それが僕の願いだ」
沁みる(嗚咽)
人は案外思ってる以上に人のことを気にかけているし
同じ釜の飯を食らう仲間のことを気にかけている。
でもそれは、ちゃんと言葉に出して伝えないと伝わらない。
みんな自分のことでいっぱいいっぱいだけど
いっぱいいっぱいの中でも、あなたのことを気にかけているんだよと
あのとき伝えてあげればよかった。
社長も上司も同僚である私たちも
みんなあなたのことを気にかけているんだよと伝えればよかった。
目の前にいる仲間を大切に。大切にしたい人を大切に。
〜おしまい〜
【お知らせ】
「インスタグラムの妖精」と自ら名乗る、鬼図々しい彩乃ちゃんが、毎日うんうん唸りながらも、せっせと更新しているインスタグラムはこちら。
https://www.instagram.com/chigasaki_liber/