わたしのPMS歴は、もう6年以上になる。
「そもそもPMSってなあに?」という男性や「これがウワサのPMSってやつ?」と、症状が出始めたヤング女子に向けて、私の症例を詳しく説明したい。
まあ、聞いてくださいな。
34歳で発症。きっかけは仲の良い男性上司からの指摘でした。
ある日、3つ年上の男性上司に「言いにくいんだけれど・・・」という感じで言われた。
「さとちゃんさ、確かにオレも悪いんだけどさ。それにしても、感情的になることが多くない?最近」
私が彼の部下になったのは27歳のとき。この時点で7年の付き合いがあった。
出逢った頃は険悪だったけれど、次第に仲良くなり、一緒に旅行までした仲だ(注:男女の仲ではありません)。
その上司が言うことなので、私も真剣に聞かざるを得なかった。
以前の私と比較して「最近、ちょっとおかしくない?」と言っているのだから。
手帳を見返して「キレた日」をたどってみた
上司の言うとおり、私はおかしかった。
「あなたは間違っている!」と上司に向かって泣いて訴えたりするのは、確かにちょっとアタマがおかしい。
手帳を見返して、上司に向かってキレた日をたどってみる。月ごとに。
大抵、大きな仕事を終えたあと、互いの労をねぎらい、一緒に飲んでいるときにキレるのでたどりやすかった。
私が上司に向かって感情的にキレる日。
それはそれは、見事に生理が始まる1週間前だった。
生理が軽い人には関係ないと思っていた無知なわたし
なんとなく、女性誌の情報でPMSの存在は知っていたけれど、初潮のときからずっと「生理軽め(不順)」「生理痛って大変そうね~」な自分には関係の無い話だと思っていた。無知だった。
ネットで調べまくり、今後の対策について上司に相談。
自分では制御不能。
PMSだと自覚していないことがほとんどなので、変だと思ったら言ってください。
言われるとハっと我に返るらしいです。そこでさらに逆ギレすることは無いようなので、思いきって指摘してください。面倒かけてすまぬ。
なるほどね~と納得した上司。
オレ、あんたに泣きながらダメ出しされるほど酷い?酷い上司なの?と彼も悩んでいたのだろう。
まあ、酷いこともあったけれど、毎回、泣いて訴えられるほどではない。
それは間違いなく。
PMSの症状はメンタル不調と体調不良
症状は人それぞれ。「メンタル不調」と「体調不良」の割合も人それぞれ。
「私はまったくPMSの症状が出ない」という人もいる。理由はわからない。
私の場合、最初の頃は体調不良はなく、ずっとメンタル不調にだけ悩まされてきた。
毎月、「外向きのメンタル不調」と「内向きのメンタル不調」が交互にやってくる。
外向き不調のときは、誰かをやっつけたくてたまらなくなる。
それでなくても普段から攻撃力が高いのに、さらに高まる攻撃性。無敵。
触るな、危険。
反面、内向き不調のときは、ひたすら落ち込む。
消えてなくなりたいと思い、もちろん誰とも会いたくない。
そして、いま現在(2014年11月現在)の症状
41歳の現在。残念なことに症状は悪化し、体調不良も伴うようになった。
まずはメンタル不調が始まり、追ってすぐに体調にも変化が起きる。
朝起きてすぐの発熱(微熱)に、吐き気、頭痛、下痢。
これらが朝起きてから支度をして、家を出て駅まで向かい、満員電車に乗って会社に辿り着き、席に座って30分くらいするまで、ずっと続く。
どんなに寒い日でも、電車の中では汗だく。
これが「生理開始1週間前」ならまだしも、近頃は「生理開始2週間前」から始まる。
おい、月の半分じゃないか!どういうことだ!
私の結論。そしてアドバイス
こんな病を抱える人に、会社勤めは過酷すぎるので、3月いっぱいで会社を辞めようと思います。
男性のみなさん。
PMS女子の取り扱いには、くれぐれもお気を付けください。
こいつおかしいな?と思ったら「違ったらゴメンね。そういうのがあるって聞いたんだけど・・・」と思いきって伝えてみてください。
女性は「男性なのにわかってくれる?なにこの男、ステキ!」と思うものです。たぶん。
そろそろ来たか?と、心当たりのあるヤング女子のみなさん。
いらっしゃい。ようこそ。
重たい人は辛いだろうけれど、自分の暮らし方や働き方を見直す良いキッカケになるかもしれません。
前向きに捉えようではないか。
別に聞きたくないかもしれないけれど、今後も私のPMSについて報告していきます。
その他のPMSに関する記事はこちら
【PMS歴7年の私が伝授】PMS期間を心穏やかに過ごす6つの方法
PMS中の仕事への影響について】頭がまわらず職場で自己嫌悪
【PMSの私を刺激しないで!】「この上司を懲らしめないと、どーにも気がすまん」という病
【ただいま自然治療中】退職前と退職後のPMSの変化について
【退職後2カ月半のPMS症状】私は心の底から会社がイヤだったようです
更新情報はこちらから
「フォロー」「シェア」「転載(出典先を明記)」してもらえると小躍りして書き続けます(^^)/
@sato_chan101さんのツイート
Facebookページはこちら