周りにモヤモヤしている友人がたくさんいる。
みなさん名の知れた大企業勤務。
30~40代独身男女。
未婚の子なしでも、大企業に勤めていればいるほど、なかなか会社を辞められない。
一度手にした小槌はなかなか手放せない
どんなに仕事がつまらなくても。
この先、出世や給与アップや自分自身の成長が見込めなくても。
社畜のごとく働かされていても。
イヤでも退屈でも、週5日通えば、ちゃんとそれなりの給料が振り込まれる。
一度手にした金色の打ち出の小槌は、そう簡単には手放せない。
「生活レベルを落とせない」
そう思っているから。
何かやりたいよね~と言い続け、年老いていくのはイヤだ
東京にいて得られる恩恵ってなんだろう?
話題のお店に行ける?
なんでもあって便利?
面白い人がたくさんいる?
おお、見事にぜんぶ受け身だ。
なにひとつ自ら発信していない。
会社以外の「自分らしくいられる場所」を求めて。
会社の同僚とは目線の違う、意識高い系の仲間を作り、仲間同士で群れる。
このメンバーで何かやりたいよね〜と言いながら。
但し、それが実現することはない。
丸の内朝大学の授業料は高い。
これを払えるのは、大手企業勤務だからだ。
いつか好きなことを仕事にする日を夢見つつ、つまらない仕事に日々精を出し、打ち出の小槌を振って意識高い系の飲み会に顔を出し「何かやりたいんだよね〜、でも仕事が忙し過ぎて、、、」と毎回毎回、会うたびに同じセリフを言い合う。
・・・出来の悪いコントだわ。
すべて自分自身のことです。
こんな数年を繰り返し、これじゃあラチあかんとようやく気付いて現在(無職)に至ります。
生活レベルを落とせば、正社員にこだわらなければ、何をしたって食べていける。
そのために私たちは何十年も働いてきたんじゃないか。
まずはいまの会社を辞めてから。
話はそれからだ。
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