こんにちは!さとちゃんです。
「見知らぬ男女が出会う場」を作ることにも、カップルを成立させることにも、1ミリも興味のない私が、先日、婚活飲み会を開きました。
ええ、ええ、自分は参加せずに、主催者としてね。
なんで興味ないのにやろうとしたかって?
それはね。
手っ取り早くマネタイズできそうそういう飲み会を開いてほしいというご要望を数多くいただいたからですよ。それ以外に理由などない。
さて、そんな不純な動機で「見知らぬ男女が出会う場(&飲み会)」を実施してみて気付いた、いくつかの事柄について。
婚活地獄に陥っている人、必見です。
参加者を疲弊させる一般的な婚活パーティの消耗オペレーションとは?
疲弊する回転寿司方式
今回、自分で主催するにあたり、一度も参加したことがなかった「婚活パーティ」へ潜入調査をしに行きました。
そのときのレポートはこちら。
(過去記事:もういい加減、婚活パーティ会社を儲けさせるのはやめにしないか?)
まあ、疲弊するわけです。
とてつもなく疲弊するわけです。
なぜだが分かる?
会場に足を踏み入れた途端、私たちは人間ではなくなるからです。
家畜です。これからセリにかけられる牛さんや豚さんです。
背の高さ、顔の良し悪し、女性であればシワの具合まで、全身くまなくチェックされた挙句、わずか3分間という時間で、自分のプロフィールを手にした売買人と話をしなければならないのです。
プロフィールという名の「セリ名簿」には、あなたの生産地や現在の生息地のほかに、懐具合、ひとり暮らしか親と同居か?なんてことまで書いてあります。
そして3分間のアピールタイム終了後には○とか✕とか△とかで、評価が下されるわけです。
このシステム、もちろん知ってはいたけれど、知るのと自分が体験するのとは大違い。疲弊することこの上なし。
私は半分の6人が終わった段階で、逃げ出そうかな?と本気で思いました。
この私が。
初対面の男性とサシで喋ることなど朝飯前のこの私が。
逃げたくなった。それほど疲弊し、消耗する。
婚活パーティの消耗オペレーション
おそるべし婚活パーティの回転寿司システム!
見事な消耗オペレーション!と思いきや、世のなかにはもっと消耗する婚活パーティがあるそうで。
はい、婚活ネタになると出て来るKちゃん登場です。
普通の飲み会形式(途中、席替えあり)もあるし。
あとはパーティ系じゃなく、スポーツやお散歩形式、日帰りツアー形式、、、そりゃもう多種多様、いろいろあるよ。
ところでその中で最も疲弊するのはどの形式?
劣化した容姿のアラフォーは、男性が興味を持って話かけてくれる対象じゃないと思い知らされる。つまり対象外。精神的ダメージが大きい。
(分かっててなぜ繰り返し行くのじゃ・・・)
婚活地獄に陥る理由とは
ホメオパスである世良さんが、「婚活パーティみたいなとこに行くと、みんなおかしくなるんやで~」ということを前に仰っていたので詳しく聞いてみました。
※世良さんはバリバリの関西弁ですが、ネイティブでない私には書き起こせないので、以下、ほぼ標準語で文章化することをお許しください。
自分がどうでもいいと思っている項目にまで条件設定をしてしまう。
「相手に求める条件をより細かく明確にしないと相手は見つかりませんよ~」という動機づけをさせられる。
それ、おかしいやろ。
選んでもらえたら勝ち。
それ意味ないし。
世良さん、さすがです。さすがの見解です。
婚活中の人にぜひとも聞いてほしい話を他にもたくさん聞いたのだけれど、私の知識じゃないので上手く書き起こせない。
「ホメオパシーのことを書いたら炎上!」とわかっていて、あえてブログを書いている男前な世良さんのブログはこちら。
SERA ライフジャンプ ホメオパシー植物・鉱物・動物の力であなたの可能性をどんどん拡げる
私主催のリアル&ネット婚活「男女が出会うサロン」なら婚活地獄に陥ることはありません
私が今後、「男女が出会うサロン」を運営する上で「やりたくないこと」と「やりたいこと」とは。
やりたくないこと
①男女の参加費に差をつける
前にも書いたけど、まったく意味がわからない。
「男のほうが高く払って当たり前」と考えているような女はダメです。
「高く払わせて当たり前」の価値が己にあるのかどうか、冷静に考えてみましょう。
②詳細プロフィールを強制的に書かせる
聞け。
年齢とか婚姻歴とか親と同居か?とか女性の子宮年齢とか男性の年収とか。
知りたかったら自分で聞け。
セリ名簿をくまなくチェックするんじゃなくて、失礼にならない聞き方を自分で考えるのじゃ~
③回転寿司方式
世にも怖ろしい、不自然極まりないベルトコンベアー。
こんなにも不自然な出会いの場で「印象の良い初対面」なんて生まれるはずがない。
いっそ喋らないで、オクラホマミキサーでも踊っていたほうがよっぽどマシ。
④作為的にくっつける
これ、ホントに嫌い。虫唾が走る。
「A男さんには、B子さんが絶対に合うと思うんですよね~」
「問題はA男さんの押しが弱いこと。もっと押せば、B子さんも落ちると思うんですよね~」
大きなお世話じゃ。
オマエに面倒見てもらいたいなんて思ってないんじゃ。
人の心配をする前に、自分がそこまで人望のある人物なのかどうかを見極めたほうがいい。
相手を探し中の人にとって、鬱陶しい存在にはなりたくない。
⑤個性を殺すだけのセミナー
「アラフォー女子向け【ゆるふわ可愛いメイク講座】」
「内気な男性向け、第一印象アップの会話術」
「オシャレが苦手な男性向けファッション講座」
この手のものはやりたくない。
セミナーを受けて、瞬間的に「選ばれる男」「選ばれる女」になることに、なんの意味があるのだろう。
マイナス面に見えることは、反面、その人の個性でもある。その個性を好きになる人もいる。
私自身、今年はコミュニティの面接含め、相当数の「はじめまして」の場に身を置いているけれど、
初対面で「この人はちょっと・・・」と思う人ほど、会えば会うほど、話せば話すほど、味わい深い人だとわかる。
逆に見た目も会話もスマートさんな男性は、良いのは第一印象だけで、そのあとまったく印象に残らない。
いつまでも名前を覚えられない。(覚える気もない)
「第一印象の良さ」をクリアしないと、次に進むことができないとみんな言うけれど、突貫工事で無理やり「第一印象」を作り上げるくらいなら、私は「第二印象」「第三印象」「第四印象」の場や機会を作りたい。
その人の持つ個性を殺してしまうような講座やセミナーなど、絶対にやりたくない。
やりたいこと
①無駄な会話で時間を潰さない飲み会
出身地は?どこに住んでるの?会社はどこ?通勤に2時間?えええええ~?
なんていう基本情報の収集をしているだけで、2時間なんてあっという間。
私のサロンでは、このへんのやり取りをすべて「Facebookグループ」内で事前に(会う前に)済ませてしまいます。
たまに男性同士がマニアックな会話で盛り上がっていたりもしますが、まあ、それもご愛嬌。微笑ましい。
基本情報をインプットした上で対面できるので、飲み会の場での会話の質が高まります。
②自然な飲み会の場であること
自分が参加者だったときに「おいおい、勘弁してくれよ」と思うようなことはやりたくない。
名札を付けるとか、男女がキッチリ対面で座らされるとか。
合コン臭、婚活臭のするものは、参加者を緊張させ、疲弊させる。
緊張した参加者は、自然に振る舞えず、本来の良さを出すことができない。
「まるで会社の忘年会!」のような、自然な飲み会の場を作りたい。
③「相手に求めること」が明確になる場を作る
「どんな人がいいの?」
「相手に求めることは?」
「逆にこれはイヤだってことは?」とこちらが聞くと、逃げ出す人多数。
仲良しのSさんに至っては「うわ~!考えてたら頭が熱くなってきた~!」と騒ぎ出します。ダメだこりゃ。
私も昔、ある人に言われました。
「自分のことすら分かっていないのに、相手になにを望むかなんて分かるわけないだろう」
チッ、おっしゃるとおり。
「自分のことが分かっている」と同じくらい、多くの異性と会う機会も重要だなと思う今日この頃。
さっきも書いたとおり、私の2015年の「はじめまして」は相当な数で(過去比)、これだけ初対面の数をこなすと、自分の好きなタイプがクッキリハッキリ見えてくる。
ついでに自分の思い込みもわかる。
私の場合、「クレバーで行動力のある男が好み」だと思い込んでいたけれど、違った。
彼らは確かにステキだけれど、ステキ過ぎて鼻につく。
私にとっては嫉妬の対象でしかなく、恋愛対象ではない。
私はちょっと不器用な人のほうが好きなんだと知った。
ってなことに気付くには、場数です。場数、場数。出会いの数。
④恋人探しだけじゃなくて異性または同性の友人もできる場であること
恋愛には至らない気の合う異性の友人、心許せる同性の友人ができる場でありたい。心の拠りどころ。
心に余裕が生まれると、相手にも優しくなれて、その優しさや気遣いがその人の魅力となる。
⑤参加者全員がホスピタリティに溢れていること
飲み会で見かける「この人ぜったいモテないだろうな~」の典型は、自分のことしか頭にない人。
自分は異性に興味を持たれているか?
自分は何番目にモテているか?
気になるAさんは自分に興味を持ってくれているか?
気になるAさんが楽しそうにお喋りしているB子ちゃんって、それほど可愛くないと思うんだけど、何が彼女の魅力なのだろうか?彼女と比べて自分は何が劣るのだろうか?
はい、自分、自分、自分、自分。
自分マニア。
「せっかく来たんだから、誰かいい人見つけないと!」という気持ちもわからなくはないけれど、その浅ましさは、不思議とみんなに見破られる。
モテるのは、自分の相手探しなど二の次で、楽しい場作りを率先してできる人。
第一回「見知らぬ男女が出会う飲み会」参加者様の声
初開催した、私主催の「見知らぬ男女が出会う飲み会」。※平たく言うと婚活飲み会。
男女5名ずつの総勢10名を集めて、事前にFacebookグループでコミュニケーションを取ってもらい、約2週間のFacebookグループ内交流を経て、リアルで会う飲み会へ。
参加者のみなさんから見て、私がどう見えていたかはわからないけれど、、、疲れた。めっちゃ疲れた。
始めから終わりまで、ずっと汗だく。汗が止まらない。
それほどまでに気を遣っていることをなるべく悟られないように、ものすっごく気を遣った。
場の雰囲気を良くしたかったから。
日程をあわせて参加してくれたみなさんに、
「来てよかった」
「良い飲み会だった」
「この先、良い出会いがありそう!」と感じてほしかったから。
ものすっごい疲れたけれど、終わったあとには魂が抜けたけれど、今後も継続してやりたいと思えたのは、こんな声をもらえたから。
【女性参加者Aさん】
佐藤さんのサロンの良さは、メンバーで関われる時間が長いところだと思います。
Facebookのグループで交流して、飲み会して、もう一回イベントして。
って考えると、もう、1人5分しか話せない婚活はできないかも。。って思いました。
【女性参加者Bさん】
30歳になった頃、焦りから、友人が主催する飲み会に頻繁に参加していたのですが、毎回、帰りの東海道線車内でグッタリして帰って来ていたことを思い出しました。
そのときの飲み会に参加していた男性は、「女性はこうあるべき」という思いが強かったり、外見を重視していることがすごく伝わってきて。
料理のシェアも女性が率先してやって、常に笑顔で男性の話を聞いて、、、それは非常に疲れて、異様な寂しさや虚しさを感じました。
自分が自分のままでいられる飲み会は、その場に好みの人がいてもいなくても楽しめますね。
昨日の飲み会では、仲良しのさとちゃんやCさんがいる安心感もあり、思いっきり素の自分でした。さとちゃんは、そんな素の私をからかいつつも「素のBちゃんが魅力的だから、そのままでいいんじゃない?」と言ってくれて、それが泣けるほど嬉しかった。誰かに認められるって、本当に嬉しい。
【女性参加者Cさん】
「恋人がいたらいいな~」という思いを胸に抱いた人たち同士の、和気あいあいとした会話の中で感じたのが、
その人本来の良さを、良いと認めてくれる相手を見つけてほしいな~、自分も見つけられたらな~ということでした(^^)理想論になるかもしれませんが、その人がそのままでいられる場で、それを好きだと思ってくれる相手と自然に出会えるのが一番かと。
目的が結婚だとしても、会話が苦手な人に「面白い話題をふれ!」とか、相手に尽くすことが愛情表現である人に「もっと引いたほうがいい」「駆け引きを覚えろ」とか、
アドバイスとしてはありなんだろうけど、自然体ではない、型にはめてっていうのは、その人の輝きを消すことになるんだろうなと。
それは非常につまらない。私自身、以前、婚活パーティに参加したときに、誰一人として素敵に見えなかったのは、あの形式があまりに不自然で「造られた人格同士の出会い」だからなんだろうなと。
そんなことを考えさせられた飲み会でした。
まとめ
人間誰しも、得手不得手がある。
恋人がいなくて寂しい思いをしている人、結婚したいけど相手が見つからない人は、「出会いがない」というのもあるけれど、それ以前に「自分が求めているタイプがわからない」「そんなタイプが分かるほど恋愛市場に出てきたことがない」人たちであり、「恋愛に奥手」で「相手を振り向かせるのが苦手」なだけだ。
それは車の運転がヘタだったり、絵を書かせたら何描いているかわからない、というのと同じ「単なる不得手なこと」。
相手が見つからないのは寂しいけれど、必要以上に嘆く必要はないし、悲観する必要もないし、周りにとやかく言われるようなことでもないし(ほっとけ)、ましてや「自分に欠陥があるのでは?」などと思う必要はまったくない。
だって単なる得手不得手だもの。
「あの人、フツーに彼氏(彼女)いそうなのに、なんでいないんだろうね?」と、苦労していないみなさんは上から目線で言うけれど、私も言っていたけれど、今回わかりました。
少しだけ不得手なんです。
私たちのように「意中の相手が自分に興味を持つように(告白してくるように)仕向ける」ことができないんです。
ただ、それだけ。
それでも出会いの数が増えて、年収でも身長でも年齢でも見た目でもない、自分の好みのタイプがわかってきて、そんな相手がいざ現れたら。
そのときこそは、自分の持ち得る力を総動員して、カッコ悪いとかそんなの気にせずに、相手を振り向かせるために最大限動くのではないかと、そんな気がしています。
自然な出会いが一番いいけれど、「本屋で高いところにある本を取ろうとしたら、手が触れ合った」なんて奇跡はそうそう起きないから、これはもう人工的に起こすしかない。
私が作りたい、作ろうとしている「見知らぬ異性と出会いたい男女向け」のサロンはそんな場所です。
誰かと誰かを無理にくっつけたり、いらぬ講釈を垂れたりしない、ただただ居心地の良い場所の提供。
ただいま、本格運営に向けて絶賛準備中。
もうしばらくお待ちください。
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